あなたにとって、近くて遠い人は誰ですか。

 

 

私にとって、それは弟でした。

薔薇を作っている弟。

 

 

育ったのが、時代錯誤な山奥の、

さらに時代錯誤な家庭で、

長男や男子が大事教の信者の家。

 

 

「あんたはサッサと出て行ってね。

ずっといられると迷惑だから」

が、母の口ぐせ。

 

 

女で長子の私には、辛い環境でしたショボーン

年子なのに、弟とそんなに

差なんてないのに、

私だけ大人になることを過度に

求められることに憤りを感じていました。

 

 

自分じゃ何をやっているのか無自覚なまま

私に直接手を下す(笑)母への怒り、

私に苦労を押し付けて(そう思っていた)

自分だけ楽をしてズルいという、

弟への怒り。

 

 

そういうモヤモヤとした気持ちが

払拭されず、長いこと、 

弟とは向き合ってきませんでした。

 

 

彼と向き合うってことは、モヤモヤとした

不愉快な過去をほじくり返すことだから、

ものすごく辛かったんですよね。

 

 

目を向けるのも嫌。

 

 

だから彼の作る薔薇が何かすごい、

何かいい、

もっと広めたいと思っているのに、

モヤモヤが邪魔して、辛かった。

 

 

薔薇に命をかけているといっても

いいくらいの弟と、ガチで対峙するには、

心の闇と向き合わなくてはいけなかった。

 

 

色々とあって、私は母を受け入れることが

できるようになったけれど、

私の全てが癒されて、

キチンと感情がおさまったわけではない。

 

 

でもある日、弟がポツっと言ったんです。

 

 

「オレだって、

この家に縛られていなかったら、

他にやりたいことはあった」

 

 

びっくりえっ!?そうなの?

自動ラクラク装置に乗っかって、

生きるのが好きだったわけじゃないの?

 

 

そのとき、私は初めて気がつきました。

 

 

弟もまた、長男や男子が大事教の

被害を受けていたんだと。

 

 

私だけじゃなかったんだ。

彼もまた、家に縛られて辛かったんだ。

 

 

遠かった弟が、少し近くなった瞬間でした。

 

 

お互い、別々の立場で、

痛みに耐えていたんだと。

 

 

それが癒しの薔薇の話の始まりでした。

 

 

♦5月11日(土)盛岡アイーナあやこ嬢さん主催のイベントに参加します!
♦5月17日(金)妖精の隠れ家 誇り高い女性が目覚めるワークショップ 薔薇のミッション
赤薔薇

 

♦ ライン@に初回登録いただいた方、

スタンプを2回押していただいたら、

チャネリングでメッセージをお届けします。

♦ @beg3385i

※@マークをつけるのを忘れないで下さいね。

 

友だち追加

http://qr-official.line.me/L/B9bSyBJb6s.png

 

♦いぬい やすこ プロフィール
反響が多かった記事

♦ご質問、お問い合わせはこちら
女神カードセラピーご感想
Facebook 

Imstagam 完全趣味の神社ネタ。もう第二のブログ状態。