去年7月に吉岡純子さんが主催する
福島神社復興支援ツアーに参加しました。


あのとき、そしてあれからを過ごして
強く感じ続けるのは、
愛の反対の言葉は無関心という言葉です。


福島はどこへ行っても、
涙を流さんばかりに歓迎されました。


感動しつつも、私はその意味を
よくわかっていませんでした。


泊まったいわきのホテルで食べた
地場野菜のトマトのマリネが激ウマで、
ホテルの方に伝えたら、
涙ぐんで喜んでもらいました。


帰宅したあと、近所のスーパーで、
激安の福島の桃を見つけたとき、
風評被害という言葉がストンと
腑に落ちました。
食べたら、その桃は、
その何割も高く売っていた桃より、
もっともっと美味しかったのです。
その旅で、浪江の神社に草むしりに行ったら
お巡りさんが、わざわざ車を止めて、
「来てくれてありがとう。
覚えていてくれてありがとう」と
声をかけてくれました。


愛の正反対の言葉は無関心。


記憶は風化の一途を辿り、
私たちは今を生きるのに必死で、
たくさんのことを忘れていきます。


そして当時はあまりの被害の大きさに、
無力感を感じ、考えることさえ辛くて、
募金しかできなかった自分がいます。


今、何をしたら喜んでもらえるのか。
それは忘れないこと。
忘れていないと、今も残る人たちに伝えること。


人は一人では生きられません。
誰もが支え合って生きています。 
自分が皆に助けられているように、
誰かにも手を差し伸べたい。


私はあの時の旅を通して、
一度だけの旅でなく、何度もまた来たよ、
忘れていないよ。
って伝えていきたいと思うようになり、
そういう活動を今年は始めます。


そして昨年、福島復興支援ツアーを
企画された吉岡純子さんが、
新たにクラウドファンディングを
立ち上げられました。


何をしていいかわからない。
けれど何かしたい。
そんなあなたの思いを、福島の人に
届けることができます。


限定御朱印などもいただけます。
ぜひ、目を通してみてください。


クラウドファンディングページは


純子さんは今年は
ライトワーカーを育てる活動を始められます。
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