2024 ルーイ・ペッチャブーン1
バンコクからルーイ県(と、後から聞く)への片道560kmの車移動。
スワナプーム空港着22:10では、一気に走り切るのは流石に無理。この時間帯着の飛行機に乗った後の運転って、思いの外疲れるんですわ。(^^;;
そんな訳で、ロッブリーの国道21号線に入った辺りで1泊する。走行距離にして190km。
日本と違い道路の白線は薄かったりして、たまにどこを走っているのか分からなくなったりします。マジで。
リモコンの無いエアコン(20℃設定固定)という最悪なモーテル。1泊350THBでした。
翌日、ロッブリーからルーイへの370kmの車旅がスタート。まぁ、タイは殆ど信号が無いのと、法定速度が120キロだから日本ほどは時間はかからない。
走り出して直ぐに、去年の9月にタイで7番目のユネスコ世界遺産に登録された場所があるから行ってみようとなった。
シーテープ歴史公園という場所なのだが、入場料はタイ人20THB、外国人100THBの入場料を取られる。予備知識も無いまま入った。
本当に周りには何もなく、ポツンと(と言っても広大な敷地)ある感じ。ペッチャブーンには何回も来ているが、こんな場所があるって聞いた事がなかった。かなり朽ちていてボロボロなクメール様式の仏塔が点在していた。
遺跡公園のこの雰囲気が堪らなく好きです。
青い大きな空と、樹々と煉瓦造りチェディーのコントラスト♪
見た目は涼しげですが気温は33℃…一桁台の気温の場所に昨日まで居た者としては地獄なんですけどね。
そしてここは遺跡だけではなく、人骨なんかも発掘されている。発掘場所には建物を建ててあり、見る事が出来る。
ガイドが昼休み中でおらず、嫁も分からないからと直ぐ建物から出た。
訳せる人は読んでみて下さい。
これがどうやらこの遺跡の珍しい物だと、帰国して調べてわかった。
タイでピラミッドが見つかったと話題になったらしい。上の部分は朽ちてしまっているが、四角錐だったらかなりの高さになる。
でも、この上にチェディーがあってもおかしくは無いが、ピラミッドと認定した理由があるのだろう。
…たぶん。
だだっ広い敷地内は、このバスで移動となる。
行った時は学校からの社会科見学みたいなグループと僅かな客しかいなかったが、去年はかなりの人が来園したらしい。客が勝手に遺跡に登ってSNSセルフィーをするらしく問題となっているそうだ。
近いうちに対策される事だろう。
この遺跡なんですが、スコータイ遺跡よりも古い。
スコータイ王朝は現在のタイの元となる国家なので、タイという国よりも古い時代ということになり、シーテープ古代都市と呼ばれていて、遺跡もドヴァーラヴァディー遺跡群が正式名称なんだと。
う〜ん…やっぱり予備知識が無いと、単なるボロボロ遺跡をバスで回って見た、で終わってしまうな(笑)
次は今より勉強してから行こう。
2024/02/23