タイ寺院の地鎮祭 in 茨城県鉾田市 |   ~ サワディー♪(สวัสดี)  ~

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   Sinece 2008
タイ・音楽・サーフィンネタが中心の、タイ人嫁さんとのヘンテコ日記。
現在は茨城県ローカル(笑)
なんだかんだとブログも16年目突入です♪

茨城県はタイ人が多いらしく、タイ寺院もいくつかある。

千葉県成田のワット・パクナムは有名ですが、あそこまで本格的なタイ寺院建築ではないものばかりだ。


結構寺は廻ったが、本格的な地鎮祭(って呼ぶのかは分からんが)が行われると聞き2023/9に行った。

私は色々なお寺を見てきました。

タイでは開拓したばかりのお寺や、建設中のお寺など。勿論稼働中のお寺も何軒も見てきました。


場所は鉾田市で、雑木林を切り拓いた大きな敷地でした。(周りは畑というロケーション) 

ある程度外構で残す樹は選ばれて(残されて)いた。

奥さんはタイ人、旦那さんが日本人で、施主というのか建築主というのか分かりませんが、この夫婦が主さん。

簡単に言えば、地主さんが雑木林となっている場所をお寺として提供する…と言う事。


お供え物を運び、しばらくするとお経が始まる。

お坊さんは全部で5人程いた。


その中には有名なお坊さん(と嫁さんが言っていた)が招かれていて、それはそれは長〜い読経が始まった。ここまで長い読経は、タイのお寺でも体験した事がなかった。


2メートル程の高さに碁盤の目状に張り巡らした糸から、何十本もの糸が垂れており、これを参加者全員が頭に巻きワイをしてお経を唱える。

(この糸は各自持ち帰ります)


お経が終わると、お坊さんがタンブンをした人にバケツの水をぶっ掛ける。

この水はお供え物のところにあった物。

(読経を受けた水ということ)


そして、掛けられる人の正面に居てはいけない。

水を掛けられる事で邪気が出ていき、それを受けてしまうかららしい。

私も含めた日本人旦那どもはそんな事知りませんから、タイ人に怒られていた(苦笑)

(嫁さんが掛けられるところを写真に収めようとしてた方々w)


嫁さんは水をぶっ掛けられて凍えていた。

掛けてもらっていた人達は、直ぐに車に行って着替える(笑)

何十人にバケツの水をぶっ掛けるお坊さんは、偉いお坊さんただ1人。

いや、あれ絶対に筋肉痛になるでしょう。

水をぶっ掛けたらバケツを放り投げ、受け取ったら掛けるを繰り返しているのだが、流石に後半は読経を受けていない水道水だった(笑)


このような本格的な地鎮祭は初めてでしたので、なかなか面白い体験でした。


来年辺り何か出来ていれば、また新しいタンブン場が追加されます。

(私が行った場所としては、ココで4箇所目です)

どういう風になるのか楽しみです。