茨城県はタイ人が多いらしく、タイ寺院もいくつかある。
千葉県成田のワット・パクナムは有名ですが、あそこまで本格的なタイ寺院建築ではないものばかりだ。
結構寺は廻ったが、本格的な地鎮祭(って呼ぶのかは分からんが)が行われると聞き2023/9に行った。
私は色々なお寺を見てきました。
タイでは開拓したばかりのお寺や、建設中のお寺など。勿論稼働中のお寺も何軒も見てきました。
場所は鉾田市で、雑木林を切り拓いた大きな敷地でした。(周りは畑というロケーション)
ある程度外構で残す樹は選ばれて(残されて)いた。
奥さんはタイ人、旦那さんが日本人で、施主というのか建築主というのか分かりませんが、この夫婦が主さん。
簡単に言えば、地主さんが雑木林となっている場所をお寺として提供する…と言う事。
お供え物を運び、しばらくするとお経が始まる。
お坊さんは全部で5人程いた。
その中には有名なお坊さん(と嫁さんが言っていた)が招かれていて、それはそれは長〜い読経が始まった。ここまで長い読経は、タイのお寺でも体験した事がなかった。
2メートル程の高さに碁盤の目状に張り巡らした糸から、何十本もの糸が垂れており、これを参加者全員が頭に巻きワイをしてお経を唱える。
(この糸は各自持ち帰ります)
お経が終わると、お坊さんがタンブンをした人にバケツの水をぶっ掛ける。
この水はお供え物のところにあった物。
(読経を受けた水ということ)
そして、掛けられる人の正面に居てはいけない。
水を掛けられる事で邪気が出ていき、それを受けてしまうかららしい。
私も含めた日本人旦那どもはそんな事知りませんから、タイ人に怒られていた(苦笑)
(嫁さんが掛けられるところを写真に収めようとしてた方々w)
嫁さんは水をぶっ掛けられて凍えていた。
掛けてもらっていた人達は、直ぐに車に行って着替える(笑)
何十人にバケツの水をぶっ掛けるお坊さんは、偉いお坊さんただ1人。
いや、あれ絶対に筋肉痛になるでしょう。
水をぶっ掛けたらバケツを放り投げ、受け取ったら掛けるを繰り返しているのだが、流石に後半は読経を受けていない水道水だった(笑)
このような本格的な地鎮祭は初めてでしたので、なかなか面白い体験でした。
来年辺り何か出来ていれば、また新しいタンブン場が追加されます。
(私が行った場所としては、ココで4箇所目です)
どういう風になるのか楽しみです。