相撲について解説φ( ̄ー ̄ ) |   ~ サワディー♪(สวัสดี)  ~

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   Sinece 2008
タイ・音楽・サーフィンネタが中心の、タイ人嫁さんとのヘンテコ日記。
現在は茨城県ローカル(笑)
なんだかんだとブログも16年目突入です♪

ここのところの一連の相撲騒動で、相撲協会理事選挙で貴乃花がやたらテレビに出ていましたね。
我が家でも当然この様子がテレビから流れてくるわけで、彼女も「何あった?何問題?」と質問してきた。

実は彼女、好きではないが相撲は知っている(笑)
久々にテレビに出てきた貴乃花親方を見て「痩せたなぁ・・・」と言っていた。

理事会選挙を説明するには、『理事会』という存在から説明し無くちゃいけない・・・。
ちゃんと聞くというので【相撲】という小さな世界(社会)について、噛み砕いて説明していく。
(大抵は途中で頭がオーバーヒートしてギブアップするんだよね)




「相撲はスポーツだけど、国と同じ議員のグループみたいな人達がいるの。ムエタイとかでもいるでしょ?」
「うん、いるね」
「それを『理事会』っていうんだけど、それの議員は10人しかなれないの」
「ふ~ん」
「選挙で10人を選ぶんだけど、【年寄り株】っていうトーマーイ(株)を持っていないと選挙が出来ないの」
「トーマーイね・・・」
「そう。それで選挙できる人が117人かな?それだけいるんだけど、10人議員になるから選挙出来る人は107人なの」
「うんうん・・・」
「相撲は先輩後輩が厳しいから、先輩が選挙に出たらルークノン(後輩)は絶対先輩に入れないわ駄目」
「スポーツ世界だから厳しいだね・・・」
「そうそう。今のところの話はわかるね」
「大丈夫」
「だから、選挙するは10人誰なるは決まってるの」
「・・・なんで?」
「107人いて10人に入れるでしょ?先輩後輩のグループは決まってるから」
「あぁ・・・なるほどね」
「そこに貴乃花が『ちょっと考えが古いし、悪い部分は直さないは駄目だ』って選挙に出たの」
「若いから、古い考えは(時代に)合わない判るからね」
「そうすると、選挙で入れる人は106人になるでしょ?」
「うん。そうだね」
「でも、先輩後輩があるから貴乃花に入れる人いる?」
「・・・・いないじゃない?」
「そう。だけど『貴乃花の考えは間違いない!』と思った人が、先輩後輩のグループを辞めたの」
「・・・偉いな」
「それが7人だったのよ。あと選挙で議員になるは3人足りないの」
「そうだね。でも、貴乃花ピンポーン♪(正解っていう意味ね)だって思う人探すが良いじゃない?」
「それが問題なの」
「なんで?」
「先輩をハッラン(裏切る)しないは貴乃花に入れる出来ないじゃない?」
「・・・そうだね」
「相撲は凄く厳しい世界だから、ハッランした判っちゃうは相撲場所にいる出来なくなるかもしれないの」
「ひどいな!・・・なんで厳しいの?」
「よく判らないけど、議員でいれば(懐に)お金入れる出来るじゃない?!それが出来ないは怒っちゃうでしょ?」
「あぁそうだね(納得)」
「だからルークノン集めて『おまえハッラン駄目な!』ってミーティングしてるの」
「・・・汚いなぁ~(怒)どこも議員は同じだな」
「そうそう」







という具合で話し、イラストを交えて貴乃花が票集めをいる現状を説明しました。

そして選挙で貴乃花親方が当選した。
当然彼女は『誰が投票したのか?』と驚きました。

そして安治川親方の退職ニュース・・・彼女もそれを見て「あれ?どうしたこの人?」と聞いてきた。

「先輩をハッランしたから相撲を辞めるって」
「・・・そんなに厳しいの?」
「それだけ虐められるんでしょ?!意地悪されて部屋にいる力士が困っちゃうから、『辞めるから誰かお願い!』なんじゃないの?」
「ふ~~~ん。怖いな相撲って」
「それだけ議員になると儲かるってことじゃないの?」
「なるほどね・・・」
「でもこの親方凄いよね」
「何で?」
「ニュースになるじゃない?!辞めなくちゃ駄目なくらい虐められるって言っているのと同じじゃない」
「そうだね。先輩判るから誰虐める直ぐ(判る)だモンね」
「だれニサイ・ミディー(性格悪い)判っちゃうから、先輩も困っちゃうぞ・・・」
「選挙でこんなに大変はやーね」



こうして彼女は、タイ人の中ではズバ抜けて角界に詳しくなれたことでしょう(笑)



・・・・これが我が家の日常です(笑)


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