ワット・スアン・ドーク |   ~ サワディー♪(สวัสดี)  ~

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   Sinece 2008
タイ・音楽・サーフィンネタが中心の、タイ人嫁さんとのヘンテコ日記。
現在は茨城県ローカル(笑)
なんだかんだとブログも16年目突入です♪

タイ旅行記 チェンマイ&ペッチャブーン編40

今日もここチェンマイはソンクラーンなんですが、やはり町は15日の昨日が最終日だったようで、道端にあったドラム缶は綺麗に片付けられています。ちょっと寂しくも有りますね(笑)
それでもファラン共は今日もお祭り気分なんでしょう・・・

本日は、チェンマイのお寺巡りをします。
昨日のドイ・サケットの階段を登ったお陰で、二人ともふくらはぎが筋肉痛です(汗)
持ってきてあった発布を平目貼りして、ホテル横のクイッティオ3バーツにご飯を食べに行きます。
いやぁ本当、この店が隣に在ってよかったです。
安いだけじゃなく、美味しいのですから♪

食事を済ませ、まずは『ワット・スアン・ドーク』へ向かいます。(寺マニアですから)


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同じスアン・ドークという名前の精神病院がすぐ側に有るのですが、ここはチェンマイで(タイ人なら知らない人は居ないぐらい)凄く有名なんだそうです。
それと城壁の西門もスアン・ドーク門と言います。
ソンテウの運ちゃんも「病院?」と聞き返したくらいです。


街中ではファランはやはりまだお祭り気分の様で、水鉄砲を撃ってきます。困ったものです。
空気が読めていませんこいつ等。

流石にマイペンラインとはいきませんから、睨みつけます。
舌を出し「へへへ」という感じで逃げて行きます。
マナー悪い奴の多い事ったらありゃしない。









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このお寺は大学が併設されており、とても広い敷地となっています。
通り側の部分がお寺になっていて奥が学校になっています。
元々、ラーンナー・タイ王宮殿の庭に建てられた寺院と学校なのです。




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入って早々に、巨大な樹がありました。
車の大きさで判断してください(笑)
でかいなんてもんじゃありませんです。




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ここには代々のチェンマイ王朝の王族の遺骨を納めた白いチェディが有ります。
500年前に作られた、タイで1、2を争う大きさの青銅の仏像も安置されています。




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本堂も今まで見たどのお寺よりも大きいのでは?と思える大きさですが、金ピカのお寺ではなく昨日見た『ワット・パン・タオ』と同様の「木造」色の濃い建物です。




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本堂の中に入ると正面に仏像があるのですが、その後ろにも仏像が見れます。
ご本尊の両脇には『ワット・プラケオ』に奉られているラタナーコーシン仏が置かれています。

それにしても、本堂がでかいく、大空間を作るために面白い小屋組みになっています。
妻側の大梁は両面の外壁部分しかありません(笑)
日本のお寺では考えられませんね。(日本のお寺は天井仕上げをしている為、実際には天井上に大梁はありますからね)






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合唱をし拝んだあと、すぐ脇にある祭壇でも合唱をしてから裏に回ってみます。
タイのお寺には何故かこういった祭壇があるのですが、たいていは「お寺で増築するための寄付集め」としてタンブンを募っている場合が殆どです。

日本のお寺は檀家からお布施をもらいますが、タイではそういったものが無く、信仰心の強い方のお布施(タンブン)のみで賄われているようです。




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裏には正面から頭が覗いていたように、大きな立仏像があります。
最初は『なんでこっちにもあるのかな?』と思ったのですが、行ってみると納得。
この仏像の目の前には、金色に輝く仏塔があります。




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きっとこのチェディのために仏像が置かれたのでしょう。
それだけこのチェディには偉い王の遺骨か、仏舎利のどちらかが入っていることなのでしょう。

窓に嵌め込んである、格子に注目してください。
仏像の形を鍛冶屋が再現してあります。
とても良い仕事をしていますよね。




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ここの境内には代々のチェンマイ朝王族の遺骨を納めた白いチェディが林立していて、その一番奥にこの金色のチェディがあるのです。


本堂内では、係員(?)が外のチェディ中を張り巡らしている糸(太くよった白い糸です)を本堂内に取り込み、悪戦苦闘しています。
この糸は魂の連鎖を表すもので、悪い霊が来ないようにという意味合いも有るそうです。




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それと起きているのか寝ているのかが分からないお坊さんもいました(笑)
特別、説教をするわけでもなく、ただじ~~~~~っとこの形のまま動きませんでした。

本堂を出て、チェディを見たり境内を散歩をします。









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彼女いわく、ここに収められている物が大事な物だと言います。
(なんだか看板みたいな物にそう書いてあったそう・・・)
でも、掃除のおっちゃんが一人いただけだった   <(; ^ ー^)






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この古びた門は恐らくラーンナー・タイ王宮殿だった当時からの物のようで、かなりくたびれていました。
ちょうど門の向こう側は大学の寮のようです。



ぐるっと一通り見物をしてからここを出ます。
(入り口脇にこの場所の昔からの写真をとっていたおじいちゃんが展示をしていて、売っていました)






通りを歩くとちょうど病院の向かいにあるマンガ喫茶(なんです本当に!)で一服します。
おいてあるマンガは殆どが日本のをタイ語にした雑誌ですが、ジャンプ・マガジンと出版先は関係なく1冊にまとめられている。
奥にも色々と置いてあるみたいでした。


すぐ隣にあるセブンでチェンマイの地図を買い、今まで動いていたルートや、これから動くだろうルートを眺めます。
なんとか彼女の頭にはマッピング出来たみたいなので、ソンテウを捕まえて次なる目的地『ワット・プラ・シン』を目指します。

2009/4/16