ずいぶん前のことになります


まだ小さかった子供たちをつれて
主人の実家に  よくお泊まりにいきました


主人の母は  とてもお料理が上手で
やさしく  かわいく  愛にあふれている人

こんなイメージかな 。。。




 
 
ある春の日のこと  。。。


義母の美味しい料理が並んだ食卓


それぞれの席に  ひとつずつ  小さな花が  花


まんさくの花の ひと枝 ひと枝に

お箸が置かれていました
 

 
 

義母が  庭先の花で作ってくれた

短い枝をつけた まんさくの箸置き




私たちのための  ささやかなおもてなし



そして  やさしい笑顔で


こんなことして遊んでるんよ~  





義母の素敵な遊び心 。。。
 
感動とともに  ハッとしたことを覚えています

 
子育てに追われ あわただしく過ぎて行く毎日


そんな中で 心のゆとりが  感性が
置き去りにされてゆくことも多かった


そんな私に  



ほら肩の力を抜いて

こんなふうにしたら楽しいよ  *花*  *花*



そう言ってもらった気がしたんです




あれから何年になるのか 。。。
 
こんなに時間がたった今も

まんさくの花が咲くこの季節になると




窓際からこぼれるやさしい光とともに

あの時の光景がよみがえってきます





そんなまんさくの花に想いを寄せて 。。。
 



 
箸置きになってたのは  この色でした

心があたたかくなる  やさしい色です( ´艸`)

 
 

そして  私の実家の  母の庭には 。。。
 

さわやかな  レモン色のまんさく
でも ガクの色は 紅色のまんさくと同じワイン色

 



空に向かって 。。。 
繊細な花弁が  風に揺れる

 
 



早春の陽光を浴びて  透き通るレモン色

 
 



ひとつひとつが  奇跡のカタチ
ハサミで細~く切り刻んだような
チリチリの 4枚の花弁

 
 
もののカタチに  全て意味があるとすれば
どんな進化の過程で  この奇跡のカタチに行き着いたのか
 



そんな小難しいことを思いながら 
カメラを外して空を仰ぐ

 
 

青空に  こぼれ咲くまんさくの花


小難しい知識など一瞬にしてかき消されてしまうほどの


絶対的な美しさが  ただそこにはありました

 
*花**花**花**花**花**花**花**花**花**花**花**花**花**花**花**花**花**花**花**花**花*
 

花にまつわる想い出いろいろ  花


その季節が来ると静かに心の引き出しから顔を出す


これも記憶の不思議  デスネ  花 おんぷ


ちなみに義母は今年90歳。羽生君に夢中
家中ポスターだらけです(笑)



想い出話に  長々とお付き合いいただき  
ありがとうございました おねがい ハート
 

 

さぁ  また元気に  頑張るよ ‼




みなさんにもいいことたくさんありますように  ♪




では  またねバイバイ