今日は雨です雨雨雨

大好きな木々も冷たい雨の中






こんな日には少し前に行った
素敵なコンサートの余韻に浸りましょうか音符


本当は「音の日」にアップしたかったお話

コケてしまったために書きそびれてました



さて、みなさんは「弾き振り」というのを知っていますか?

音楽をやってる方ならご存じかと思いますが

私は「のだめカンタービレ」で初めて知りました

そう、千秋がやったアレです!


ピアノ協奏曲というのは
オーケストラとピアノがコラボしたカタチ

そこには指揮者がいてオケとピアニストを結びつけるのですが

                                           オーケストラ画像すべてお借りしています

                                                                                        


「弾き振り」というのは指揮者がいない

ピアニストが指揮者とソリストの二役をこなすのです

なのでステージはこんなカタチおねがい


指揮者の場所にグランドピアノ びっくりびっくり

ピアニストは指揮をしながら

ピアノパートが来ると、いきなりソリストとして弾き始めるのです音符 おんぷ



ピアニストは世界的ピアニストの内田光子(みつこ)さん



ピアノしてる人なら知らない人はいないよね


演奏されたのは
モーツァルトのピアノ協奏曲  ほか
(内田光子はモーツァルト演奏者として有名デス)


最初はオケの指揮で始まるのですが

彼女がピアノの前にたち指揮を始めたその瞬間   無言の高揚感が沸き起こりました


そのオーラと存在感に圧倒されたというか…


彼女がピアニストだということを忘れてしまいそうになりました


そしていきなりのピアノソロ


指揮をしていて  いきなり座ってソロ演奏を始めるのですよ!びっくりびっくりびっくり

もうそれだけでひっくり返りそうになりマシタ !!



演奏は…さすが  世界の 内田光子~おねがいおねがい

素晴らしすぎて私の拙い言葉の中に収めることができません


そして協奏  音符


指揮者がいない間は
ピアノの音が指揮者のタクトになります

なのでオケのメンバーは多彩に彩られるピアノの響きに集中し  それを道標にして  それぞれの演奏を重ねてゆくのです








そこには単独で指揮者がいるオケとちがい

弾き振り特有の一体感があって
緊張感と感動でドキドキしっぱなしでした  音符


初めての体験で他の弾き振り演奏家との比較などできるはずはありませんが

そういった比較や

弾き振りのソロ演奏と、ソリストとしてだけのソロ演奏とどちらが質が高いか…などという議論は無意味な気がしました


それは「弾き振り」というひとつの芸術としてそこに存在していて


内田光子さんが表現したい世界観がピアノの枠を越えて放たれる


彼女の中の何かもっと大きな可能性への挑戦
それに応える  オケの情熱的な演奏とアクティブな音


その場に立ち会えただけで十分でした
もちろん演奏は素晴らしかったですよおねがいおねがい


実はね、娘に誘われて行ったのですが
チケット代いくら?と聞いたら
「2万円」びっくり

高っ!  高っ!! びっくりびっくりびっくり

とか思っていたのですが(スミマセンえー)

帰りみち浮かんできた言葉は

内田光子  神!!    でしたっ  おねがい


スゴいものを見て(聴いて)シマッタ照れ照れ

この感動を誰かに語りたかったの~(*´ω`*)


音楽にキョーミのない方  ごめんなさい!

では最後に昨日の空の写真を



淡い~照れ




では、またねバイバイ