ポート留置レポ 感謝&デジャヴか | しあわせのいと

しあわせのいと

膠原病、難病である強皮症であり、主症状は慢性偽性腸閉塞。
療養生活でも、闘病しない、難病を持っていても工夫次第で生き方は選べる。
病気の状況を記録 兼
心のことも書いていこうと思います。
よろしくお願いします

2月9日 ポート入れ替え手術しました。


(記録兼ねて書いてるので、長くなります)


前の投稿にも書いたように

3時間は覚悟と思って臨みました。




当日は

朝体調は普通かなと思ってたんですが

鏡に映る自分の顔が

なんか茶色っぽくくすんでいました。


もともとそんなに鏡を見ないので

気のせいかな?とも思いつつ。

ただ

顔にポツポツと毛細血管の拡張がある私は

体調が良くないと

そこの赤みが増すのですが

なんか赤み強くね?なんて思ってはいました。




術前の抗生剤の点滴が終わったあと

なんか

お腹が動き出したなぁと思ってたら

突然の腹痛びっくり!!


なんか若い頃の生理痛みたいな痛みで

しばらくしてトイレへ。

形のある健康な便が

お腹にあるもの全部出るのかくらい出て

段々吐き気もして

朝食べたもの嘔吐。




その間20分くらいはトイレにこもってたかなぁ。

とりあえず用を済まして

再びベッドへ。


まだしばらく痛みはあったけど

20分くらいで治まってきたかな?


先生や看護師さんがちょうど来られたので

状態は伝える。


そして37.5℃の発熱。




ただ

熱はそのままだったけど

手術2時間前には腹痛も吐き気もなく

ゆっくり休んでました。


たまたま

手術の開始時間が一時間遅れたので

良かった。




発熱はしてたっぽいけど

そんなに体はだるくなくてね。




手術。




とりあえず

左の上腕につくることにし


執刀医は前回と同じレジデントの女医さん。

なんとなく

前回よりはキャピキャピ感が落ち着いてた感じ(笑)


そして

主治医がついててくれて

その日の病棟担当看護師さんという体制。




左腕には一回つくったことあって

その後

右から左に入れ替えようとしたけど

カテーテルが入らなくて

それ以来の挑戦。


ポートの位置を決めるのに

どこの位置にポートがあったほうがいいか

二人の先生と私で相談。

私の意見を聞いてくださることがありがたいなと

思った照れ


血管には

カテーテルを挿入することはできたんだけど

(以前は挿入すらできなかった記憶)

脇からカテーテルが進まず。


血は引けるので

血管は通ってるのは確実なんだけど

血管が細いのか


3回くらいその先を通すために

腕の位置を変えてみたり

造影剤を入れてカメラで見てみたりしたけど

無理で断念。


この時点で1時間経過。


右の鎖骨下にチャレンジ。




ここで私が

トイレに行きたくなるかもと思って

一か八かで聞いてみたら

「トイレ休憩しよう!

って言ってくださってトイレへ爆笑


ここで

「いいですよ、どうぞ」

みたいな感じで

「トイレ休憩」って言ってもらえたのも

気が楽になった。


なんか印象的に

みんな休憩しようって感じに聞こえて

「私待ち」ですいません

みたいな気持ちが楽になるというか。




主治医の先生って

外科医だからサイコパスだけど(笑)

絶対に嫌な言い方や嫌な言葉を使われないんだよね。

むしろ丁寧な言葉遣いで

いらないことは言わない。


だからこっちも気持ちがいいし

見習いたいなって

やっぱりいつも思う。




そんで

右の鎖骨下にチャレンジ。


初めてのポート留置以来。

あのときは

私の皮膚と血管が硬いということで

まず血管にカテーテル入らなくてとか

入っても全然進まないとかで

同じ右の鎖骨下で2回目チャレンジ。


わりと力を入れてカテーテルを挿入しないといけなかったらしく

その場で突然

「すぐ下に肺があるから

もし肺まで達してしまったら気胸になるので

入院することになるけどいいですか?」

って

まな板の上の鯉状態で言われるという

初めてでわけわからんのに

事前に聞いてもないことを言われるという

なかなか怖い時間だったガーン


たぶんその時が

一番長時間で

3時間強くらいかかったんじゃないかなぁ。


次に左の鎖骨下につくったときも

一時間は医療スタッフで緊急ミーティングされたくらい

鎖骨下の留置は絶対難航する例しかなかったから

どうなるのかなぁと心配。


だけど

私にどうすることもできないので

ただただ先生方のゴッドハンドを信頼しようって

思ってた。




それが

意外にもすんなりカテーテルが入って。

1時間弱くらいでポート留置完了!!


ほんと

ほんとにもう

めっちゃほっとしたおねがい




続いては

右腕のポートの抜去。


その時点で

私は嫌な予感がしていた😰


なぜなら

今の主治医になって

初めて腕にポートをつくったんだけど

その左腕のポートを抜去するときに

麻酔の効きが甘い状態で抜去され

痛い痛いと言いながら抜去した経験があるから。


そのとき

最初は麻酔を追加してくれたりしたんだけど

途中から痛いっていうのを聞いてくれなくなって。

私も先生は

抜去はすぐ済むからさっさと抜去するぞっていう

そんな雰囲気を察知して

途中から観念するという。。。


その様子は

当時のブログに書いてるんだけど

外科医はサイコパスであることを

強烈に実感した経験だった泣き笑い




今回はどうだったかというと


案の定

デジャヴだったえーん


女医さんも

つくるときはしっかり麻酔の効きを聞いてくれたのに


追加しても効きが甘いぶんは

それ以上は聞いてくれず。


かろうじて我慢できたけど

縫うときはただただ

心頭滅却してた真顔




なんなのかね

つくるときは

患者落ち着かせとかなきゃいけないけど

抜くだけなら抜いちゃえばよし

みたいな感じなのかしら???

どうなのかしら(怒)




右の上腕に作り直すときは

留置と同じ場所だからか

そんな思いしたことはない気がするんだけど。




痛い痛いって言ってるのをね

女医さんはそうは言っても

気にしてはくれてたんだけど

まぁ主治医は

得意の聞こえません戦法で

途中から反応すらしなくなるっていうね。


麻酔薬けちってんのかしら。




しかも今回ポートがあったところは

化膿して腫れてるから

そんなとこ切って縫ってるから


一晩たってもまだ結構痛い。

安静にしてるぶんには

今日はそれほど痛くなくなったけど。




そんで

腕にポート留置する場合は

ポートのとこだけが痛いんだけど


鎖骨下って

首の血管にまずカテーテル入れて

首から鎖骨下のポートまでは

皮膚の下をカテーテルグイグイ押して通すから

ポートのとこだけじゃなく

首からポートまでも痛くてえーん


昨日は首が動かせなくて

私もしかしてこれから首動かせんのかな

とマジで心配した笑い泣き




しかも

昨日の投稿で痛み止め貰おっかなー

って書いたけど


看護師さんにお願いしたら

血圧が低くて

痛み止め飲んだら血圧下がりすぎるかも

って言われて

(それと、痛み止めを出された履歴もなかったので)

「もう少し辛抱しましょう」って言われて

飲めずじまいの一晩。




ベッドに横になるにも痛いのに

寝返りも痛みを堪えないと打てず

そんな状態でね…


YouTubeで

痛みを和らげる音楽みたいなのがあったから

それ聞きながら寝たよ笑い泣き


夜中目が覚めるんだけど

目が覚めるたびに

少しずつ痛みが和らぐのがわかったキョロキョロ




今日は

右腕はまだまだ痛み強いけど

首やポートの部分は

痛いけど全然楽かな。




なにはともあれ

ほんと

ポートを留置できたことが

ほんとにありがたいキラキラキラキラキラキラ


先生方ありがとうございますキラキラ

そして

途中手を握ってくれてた看護師さん

ありがとうございますキラキラキラキラキラキラ


そして

応援してくれたブロ友さん

ありがとう~ピンクハートピンクハートピンクハート




術後37度後半の熱が

今回も出たので

抗生剤の点滴しながら様子見てます。


2日発熱しなければ退院とのことなので

明日出なければ

明後日退院って感じかな。


今日はゆっくり本読んで

たまに散歩したりしながら過ごしてますニコニコ


ではでは~照れ