只今来週のイベントに向けて
ゼイゼイ(+д+)いいながら駆け抜けている
最中でして、ブログにあげるのが遅くなりましたが
5/15(火)・5/27(日)のオガム講座初開催、
無事に終了いたしました。
ご参加下さった皆さま、本当にありがとうございました!
遠方からのご参加もあり、ありがたい限りでございます。
(こちらのブログを、
『ブレンダンとケルズの秘密』で検索された事がきっかけで
見つけられた、という方も!なんかとても嬉しい~)
次回は
7月14日(土)
7月25日(水)
を予定しています。
初めてのオガム講座開講という事で、
事前にざっくりとではありますが
シュミレーションをしてみたのですけど...。
実際に行うのとは違う点もある訳で...
今回直面した問題点を見直して
次回に向けて改善していき、
より興味深く楽しく学んでいける場を
ご提供できたらと思っております。
講座に当たって、参考図書やカードなども
ご用意していたのですが
久々にこちらのカードセットを見てみたら
とてもわかりやすく好い感じだったのでご紹介。
Voice of the Trees: A Celtic Divination Oracle
2,531円
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Mickie Muellerさんの『Voice of the Trees』です。
オガム文字はバーコードの起源?
とも言われるくらい、あっさりし過ぎな
棒線のみで形作られた文字なので
覚えるのがとても大変なんですよね。
ミッキーさんのカードは、文字や
その樹木の持つイメージを、
ファンタジー的な視点ではなく史実に基づいて
的確に描かれているように感じますし、
イラスト自体も素敵なので
文字のイメージをとらえる教材としてお勧めです。
嗚呼、ブナの木のカード見ていると
なんか泣けてきちゃいます...
歴史における最初の本(Book)は
樹木を薄く切って板にし束ねたもので
その素材はブナだったと伝わっています。
イラストでは薄く切ってませんけど
ブナの枝にオガムを書き付けながら
弟子に彼が得た叡智を伝えているのでしょう。
オガム文字におけるブナが持つ意味合いは
『太古の叡智』『過去からのガイダンス』など。
学ぶこと自体も指しますが
それを書き記して形にし広く伝える、という
意味合いもあります。
その他、古くからの知恵を学び、経験し
それを今後に生かす事、
年長者の助言、先祖の知恵など
自分よりも先に知恵、経験を得ている人達も
キーワードになっています。
オガム文字は、古代末期のアイルランドで
生み出された文字。
文字に秘められている彼らの叡智を
その知識の流れの末端で受け取ったものとしての
自覚を持って、微力ながらも分かりやすく
お伝えしていけたらと思っています。
(ブログのタイトルは、6世紀のウェールズの
吟遊詩人・タリエシンが詠ったものです。)
そうそう、『ブレンダンとケルズの秘密』でも
知識の受け渡しシーンが度々出てくるのですが
毎回大号泣です...こういうポイントに弱い...
(映画の中にはオガム文字の話は出て来ませんけど
何となく、ムーア監督はファゴスの精神を
注入してこの物語を作っているような気がしてならない...)
Designing the Secret of Kells
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