祝☆再上映『この世界の片隅に』 | 木製魔術道具作家☆ルーン&オガム マスター☆そらのともしび Official Blog

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北部ヨーロッパの樹木信仰をベースにした魔術道具制作、古代ゲルマンの文字・ルーンや古代アイルランドの文字・オガムを使ったリーディングやリーディング講座を主催しています。

昨日から、全国のイオンシネマ90か所で

『この世界の片隅に』

の再上映が開始されました。

 

 

3月2日まで上映のようですね。

再上映だからか、1100円で観られるみたい!

 

ケルトやマジカルツールで検索して

こちらに辿り着かれた方には

大変申し訳ないのですが

心の底から大好きな作品で

もう一生モノの宝物だと思っているし

いいものは広くお勧めしたい!という

気持ちがありますもので

もしよろしかったら

お付き合いいただけましたら

大変嬉しく思います。

 

★関連過去記事↓1↓コチラ

『広島 原爆の日』

『たからもののような物語~この世界の片隅に~』

『『戦争の話』じゃない。~この世界の片隅に~』

『今年はやっぱり、これをお勧めしたいのです。 ~この世界の片隅に~』

 

(元々アニメが好きで観ていたのではなく

興味のあるものがアニメで表現されてた

という感じなんですけどね。

『ブレンダンとケルズの秘密』の

パワープッシュといい、

アニメが好きな人だと思われてる???

かもしれませんが

そういうスタンスでおりますですよ。)

 

 

さて、『この世界の片隅に』。

 

初上映は、2016年11月12日。

本拠地、テアトル新宿さんなどでは

昨年の夏にロングラン上映は

終わってしまったのですが

それ以降も様々な映画館で

途切れずに上映され続け

今日は通算450日目なんですって!

 

一昨年の秋から

日本の何処かの映画館では

ずーっと『この世界の片隅に』

上映されてたって事です。凄い!

 

ここ最近はミニシアター系での上映や

市町村のイベントとして

公民館や区民センターなどでの上映が

多かった模様。

 

BDやDVDの販売開始や

それらのレンタル開始、それから

ネットTVなどでも観られるようになって

ご覧になった方もいらっしゃるかも?

 

 

 

ツイッターで呟かれる、レンタルや

ネットTVでご覧になった方の感想なども

(『この世界の片隅に』の片渕監督が

チェックしててTLに流してくれるので)

読める範囲で読んでいるのですけど

大概の方が

『あ~!劇場で観ておけばよかった!』

って呟いているんです!

 

比率はカウントしてないので

大雑把ですけど、6割...いや7割8割

行ってるんじゃないかと...

 

そんなところに!

です!

 

イオンシネマでの再上映!!!

 

これはもう、行くしかない

のではないでしょうか???

 

(暑苦しくてごめんなさいね。

この機会を逃してほしくなく...(;^ω^)

 

実はこの映画は、予算や尺の関係で

原作のある部分を切り取って作られたんですね。

でも、大ヒットとなって

長尺版の制作も開始されたとか!

じゃあそれ観る...となるかもしれませんが、

完成はまだまだ先の事ですし

この切り取ったバージョンは本当に

何から何まで秀逸なので

このバージョンとして観て欲しい!

という思いもあるのです。

わ~暑苦しい~ι(´Д`υ)

でも許して、本当なの...)

 

イオンシネマさんの中には

熱烈にこの映画をプッシュして

下さってるところもあったみたいで

ツイッターに流れて来た情報によると

再上映リクエストを出したら

全国一斉上映が決まった、

という事だったらしく、素晴らしい限り!

 

お家で気兼ねなく観るのもいいですけど

これは本当にどうにかしても是非

劇場で観て戴きたい作品なのです。

 

アニメに詳しくないのでアレですが

アニメの動きなども色々緻密に計算されてて

素晴らしいとの事なのですが

ここまで押しに押す理由は、

何と言っても『音』。

これを堪能するのには

映画館でしかありえないからなんです。

 

空襲のシーンはもちろん大迫力ですが

それ以外の、様々な生活をする上で

普通に聞こえてきている音が沢山聞こえます。

 

もちろん、空襲のシーンは凄いですが

最初に観た時ハッとしたのは

すずさんが初めて呉駅に降り立った時

海軍の砲台の音が鳴った時。

(これ、原作には出て来ませんが

すずさんがお嫁に行った時には

砲台の教練が日常化していた、

という事なんだと思います。)

 

砲声などは、実際に

自衛隊の訓練で使用されたものの音を

録音して来たものなんだとか。

つまり、本物(に近い)ってことですよね。

 

すずさんのそれまでの日常にも

例えば千人針を縫うだとか、

海苔摘み用の胴長を『決戦服』と言って

おどけてみたりと、

戦争に関わるものはあったんでしょうけど

呉に来たことで、より戦争が身近になった

ってことを表しているようにも思えて

ドキッとしたのでした。

ただの説明や効果音ではなくて

その音のリアルさが呼ぶ感覚。

 

それ以外にも、蜜蜂や蝶のはばたき

遠くを通り過ぎる電車の音

船の汽笛などなど、考えてみたら

ここまで再現してる作品、あった?

と思ってしまうほど。

 

原作のこうの史代さんも

綿密に当時の地理や風俗などを調べ

出てくる場面、

すずさんと周作さん、親戚の家など以外は

多分現実で行けるところですし

登場人物は架空の人達ですが

似たようなことを体験した人は絶対いる、

という感じ。

 

それに加えて、音にもこだわった事で

この映画は『観る』というよりも

『タイムスリップする』という

感じになるんだろうし

『すずさんに逢いに行く』としか

思えない感情移入に繋がっているのでは

ないかと思います。

 

是非この機会にそれを体験してほしくて

しつこくブログを書いている次第です(;^ω^)

 

イオンシネマさんには音響にこだわった

『ULTIRA』や『THX』というシステムの

スクリーンがありまして

今回の再上映ではその設備で観られる

ところもあるようなので、

お近くでしたら是非体感されることを

お勧めいたします。

 

(都心からは少し距離がありますが

幕張新都心のイオンシネマさんは

初上映の時、片渕監督自らが

音響調整したとのことだったので

今回もその仕様で観られるんでしょうか...?

もしそうなら、この機会に是非是非!)

 

あとですね、

決して泣かせに来る映画じゃないですし

そういった感覚は人によるかもしれませんが

『これは絶対に号泣してしまうから

映画館で観なくてよかったな...』という

呟きも見掛けましたけれども、

 

大丈夫です!

みんな泣いてるから!

 

(泣いてなくても、心では堪えてるから!

そして、今までに15回くらい行きましたが

思わず嗚咽が漏れちゃった人

何人もいらっしゃいました。

周囲はその理由に賛同するかのように

無言の温かい空気が漂っており...。

それもなんか、好い感じなのです。)

 

あと、冬はマスクが出来ますしね、

映画が終わったらササッとマスクをしつつ

俯きがちに外に出て行けば大丈夫です!

 

(というか、余韻ですぐに席を立たない

(立てない)方も多く見受けられます。

そう、自分の楽しみ方で大丈夫です!)

 

 

という訳で、昨日は丁度時間も空いていたし

ポストカードプレゼントもやっていたので

早速チケットをゲットし行って参りました。

 

(イオンシネマさん...

何故にこのシーンを切り取られたの...

可愛いからいいけども。)

 

嬉しくてその旨ツイートしたら

思いがけず片渕監督が拾ってくださり

沢山のファンの方にRTや♡をいただいて。

 

なんか、TLがお祭りみたいになってて

みんながそれぞれに嬉しさを呟いている姿に

なんだかジーンと来てしまい。

 

普段は他所様のTLに自分が押した♡が

流れるのを気兼ねして、

なるべく押さないようにしているのですが

今日ばかりはと、♡を押すことで

無言のお祝いの気持ちをお送りした次第。

 

(まったく興味のない方には

♡流出大変申し訳ないと思いつつ...

でもたまのお祭り、

ご容赦いただけましたら幸いです...

というかTwitter社さん、この仕様

本当になんとかしませんか...ι(´Д`υ)

 

 

それから、先程の感想の話に戻りますが

学校の社会や歴史系の授業で

映画鑑賞した、という

おそらく高校生の呟きも多かったですね。

 

この作品を学校で観るなんて...

 

キャ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

キュン死!

キュン死します!!!

 

自分が高校生で、

これを学校で観たら...と思ったら、

『しみじみニヤニヤ』どころじゃない!

 

というか、10回以上観てて

しかもいい大人なのに今でも観るたび

心の中でキャーと大絶叫なのに!!!

 

キュン死例その1↓1↓コチラ

 

(これはタワレコのイベントで貰ったもの。

2回貰いに行って2回ともこれで...(;^ω^)

戦艦大和を初めてみるシーンなら

部屋に飾ろうかなぁと思っていたんだけど

これは...死んでしまうので飾れない(*´д`*)ハァハァ)

 

 

もう、勢い余った人たちが

好きな人に突撃告白しやしないか

心配になるくらいです!(余計な老婆心)

 

『この世界の片隅に』

戦争の時代のお話ですけど

すずさんという女性の日常を通した作品で

確かにオープニング曲

『悲しくてやりきれない』のような場面も

あるんですけども、

それ以上にキュンキュン場面も豊富!

(これに加えて

切ない系キュンキュン場面も有り〼。)

 

いいのか?学校で観て???

いいか!!!観た方がいいか!!!

となる作品でもあります。

観た後、結婚したくなる...という感想も

沢山あるくらいですのでね。

 

それに、原作漫画が元々(初めのうちは)

ギャグマンガ調なところもあるので

笑いどころも満載ですし。

主人公すずさんの声優、のんちゃんも

本当に素晴らしいですしね。

のんちゃん、って感じ忘れます。

あまちゃんも一切思い出されない。

すずさん、まさにすずさんでしかなかったです。

 

この機会に是非、絵が大好きで

ちょっと天然?でも実は芯が強い、

なんとも愛らしいすずさんに

逢いに行ってみて下さいませ。