魔女たちはこの春分の日を『オスタラ』と呼び
8つあるサバト(祝祭)のひとつとしてお祝いします

わたしも昨日はお祝いをして来ました

ケルトなど古い自然崇拝の中で
生まれて来たものを引き継いでいるサバトは
元々は農耕の暦が元になっていると言われています。
春分の日はちょうど、『種を巻く時期』。
冬至を過ぎ、どんどんと太陽の出ている時間が長くなり
春分の日でちょうど昼と夜の長さが同じになります。
つまり、春分の日を境に、どんどん夏へと向かっていく
とも言えますね
この節目の時期に、一段と春らしくなっていき
生命の躍動を実感できる機会が増える事など
経験的な叡智から、この時期に種を蒔くことが
一番作物にとって相応しいことがわかったのだと思いますが
自然界のパワーを目の当たりにして
この時期に満ちているエネルギーを活用しない手はない
と思います
オスタラのサバトは上にも書いたように
秋に訪れる実りの季節への願いを込めて
自然界のパワーをもらって、種まきをするのにピッタリの日。
ご自分の中で花咲かせたいことへ願いを込めるだけではなく
実際に何かの種を蒔き、そこへお願い事を込めるのも
好いとされています。
また、自然と繋がり、実感し、感謝を捧げ
四季の移ろいに思いを馳せるのにもよい日、とのこと。
昔から、春分の日には野原に出掛け
お花を摘むなどして自然と触れ合ったといいます。
(お花を摘む時は、お花に感謝を込めるのを忘れずに)
今の時代でしたら、お花屋さんへ出掛け
気になった植物たちをおうちへお招きするのもいいですね
それから、公園や森など、自然の多い場所へ出掛け
そこで過しながら、自然の豊かさを感じたり
感謝の想いを捧げるのもオススメです
手順や方法などは気にすることはなく
自然への感謝の気持ちを捧げるような想いで歩く
ことだけでも大丈夫。
それ自体が自分が自然へ捧げる儀式だという想い
それが一番大切なようです。
でも・・・。
お仕事などで出掛けられない・・・
忙しくて、お花屋さんへも寄ることが難しい・・・
そんな場合でも大丈夫
この春の芽吹きのパワーを
『お食事で取り入れる』ということも
とっても好いことだそうですよ
春の野菜も出回る季節ですから
お好きなものを選んで、お料理して
自然に感謝を捧げながら戴く、というのも素敵です
さてさて。
わたしたちも種に願いを込めて植えてみました
みなさんそれぞれ、選んだ種を持ち寄って。
気になったお花、植物に対する分析も楽しいですよ
それを導いてくれるのは、花言葉だったりシンクロニシティだったり。
みなさんの蒔いた種が
芽を出した報告を聞くのが今から楽しみです
今日の関東地方はとてもいいお天気。
ここ2~3日は気温もぐんと上がって
自然と触れ合うのにはピッタリの模様。
この機会に自然の中へ、また種に願いを込めて
育ててみては如何でしょうか
魔法って、日常とかけ離れたものではなく
日常と共にいつもあるものだと思うのです
(これはスピリチュアルしかり・・・。)
春分の時期に満ちているパワーを借りて
みなさまの中の、素敵なものが花開きますように