『蜜月』を携帯できる幸せ。 | 木製魔術道具作家☆ルーン&オガム マスター☆そらのともしび Official Blog

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北部ヨーロッパの樹木信仰をベースにした魔術道具制作、古代ゲルマンの文字・ルーンや古代アイルランドの文字・オガムを使ったリーディングやリーディング講座を主催しています。


椎名林檎女史椎名林檎が大好きです。

この度は、近々『実演』を控えておられますので
CDやらDVDやらの発売目白押し。

さっきから作業中もずっと流していたのですが
聴いていたら何だか愛が溢れ過ぎてしまったので
書きたい事を書いちゃおうと思い。

もしよろしければお付き合いの程、何卒。


『蜜月抄』は、過去の実演をまとめたアルバム。
今まで、『ライブ盤』というのは出されていなかったのですよね。

わたしが彼女の曲をこよなく愛する理由のひとつとして
実演で行われる、CDとはまったく違ったアレンジが
素晴らし過ぎてキャ━━━━(゚∀゚)━━━━!!と
高まりが止まらない・・・ということが挙げられます。

それも、回を重ねる実演の機会に於いて
それがどんどん進化したり、違う風味が効いていたりして
でもそれもハズレじゃない、カッコイイsao☆∑!!というところ。

(好い例は、『丸の内サディスティック』でしょうか?
これは、CDのピアニカバージョンもいいのですが
これまで数々のアレンジが、本当に素敵でした。
一部はCDにもなっておりますけれどもね。)

まさに、瞬間芸術、一期一会。
心から音と遊べる人だからこそ、できるんでしょうなぁ。

このカッコイイアレンジも是非携帯して聴きたいよ!!!!!!
と常々思っておりましたが
その願いが勝手に(!?)叶い、そういう意味でも満足です好

同じように、同じ曲のバージョン違いなんかも
新しい発見があったりして、また違う味も楽しめる感じ。

正直、以前購入したアーティストさん達のアルバムなんかで
過去の曲をアレンジ違いで収録してあったのを聴いてみても
残念ながら、満足したこと殆どありませんでした。

なんていうか・・・穴埋め感が否めないというか
やっつけ感がそこはかとなく漂うというか・・・
こんなもんで満足するでしょはてな?ファンだしはてな?
みたいな香りもベースにあるようなゆるキャラ汗汗汗

林檎女史単独の曲を聴くのは、結構久し振りだったし
コンポが勝手にコンサートホールモードになってて
最初の曲の音が鳴った時、うちの超絶古いコンポでも
ライブ感がドーンドーンと感じられ結構衝撃的でした。

それは、ナース服姿でガラス板を蹴破るシーンが衝撃的な
『本能』で、自分は今までは正直、狙い過ぎてて
(?ある意味自虐的にも思えて・・・…
そんなに好きな曲ではなかったのだけど
やっぱり、ライブマジックなのかな!?

11月後半にある、実演が楽しみでございますすまいるきらきら

収録曲が、どれもお気に入りの曲でウキウキしていたんだけど
TBSのドラマ『スマイル』の主題歌だった
『ありあまる富』が流れ始めたら、突然何かが込み上げて来て。

(どうでもいいけど、あの時の小栗旬くんはめちゃめちゃ怖かったよ・・・
毎回観るのが辛いドラマだったよ・・・ゆるキャラ汗汗汗



改めて、この歌って凄いなぁ・・・と思った次第。
両手には耐水ペーパーと小枝を持ち
木屑の舞う中、図らずも号泣してしまいました。

『僕らが手にしている 富は見えないよ
彼らは奪えないし 壊すこともない
世界はただ恨むばっかり』

『もしも君が彼らの 言葉に嘆いたとしても
それはつまらないことだよ
なみだ流すまでもないはず
何故ならいつも 言葉は嘘を孕んでいる』

これ、相手を批判しているだけの歌じゃないんだ・・・って
なんか心にグッと来て。

タイミングって、やっぱり絶妙なのかも。
いつも忘れちゃうけど、これからはもうちょっと強く信じたい。

そんな出来事があって、10月の終わりから
心身共に続いていた浄化の終わりを
なんとなく感じたのでしたhanemono.キラキラ


『浮き名』の方は
他のアーティストさんにお呼ばれした作品と
新譜を入れたアルバム。

何と言っても
『浮き名』ってネーミングが皮肉ってて素敵きゃー

ライナーノーツにも書かれていたけれど
どうせなら、これらのお方のお名前を・・・って
本当だよね、みなさん才能溢れるカッコ好い方ばかり。

だから、これは単なるわたしの勝手な妄想だけれど
あることないこと膨らまして書き立てて
お金を得ようとしている方達に向けての皮肉、かなって。
こういう『反撃』、洒落が効いててカッコイイ!!!

運がいいのか悪いのか
林檎女史の『浮き名』が流れる時
わたしは何故か普段あんまり寄らないコンビニにいて
しかもあんまり通り掛らない雑誌コーナーにいて
ドンピシャなタイミングで
赤に黒の縁取りとか、どピンクに白の縁取りとかで
センセーショナルにお名前の踊る芸能紙を目撃するのです。

そこに書かれていることが本当かどうかなんて きっと
切り取って膨らませて貼り付けた人達にだって
どうでもいいこと、なんだろうなぁと思いながら
一応紙面を見てはみるのですが。

以前、最近虹の橋を渡られた方とも
『手繋ぎデート』なんて体で載っていたけれども
わたしがお慕い申し上げている、という点を除いても
以前、さる場面で御本人が言っておられたように
これだけ才能もあって頭の良い方が
そんな浅はかなことをするとは思えなかったのですよね。

(ここからはわたしの妄想)
もしも・・・仮に、お互いに口に出さないけれど
そういう気持ちを秘めていたとしても。

それを言わないで、芸術で会話するのが
粋な関係、というような気がします。
ちゃんと自分の立場や周囲の事をわきまえて。

でもそれは現実には、パーセンテージの問題で
そういう気持ちも含めて、人として尊敬している
ということではないかなと推測します。

確かにお写真、手を繋いでとっても楽しそうでした。

こういう複雑な関係を結んだことがないから
(結んだことがなくても想像出来ないから)
それを、簡単にあの2文字に
はめ込んでしまうのかなって そんな風にも感じたけれど。

大人になって、楽しくて(恐らく酔われていて)
『楽しいから、手をつないで歩こうよ!!
なんて、カッコ好過ぎるわ。
(あくまでも、個人の妄想です、あしからず!

きっとある意味子どもっぽくて
それでいて才能溢れる、誰もが惹かれてしまうような
そんな方だったんだろうなぁって思いました。

いろいろなジャンルの音楽家たちと流した
『浮き名』の数々、違った面が感じられたり
やっぱりどうやっても消せない存在感だったり
(もちろんいい意味で!)を思う存分味わえるアルバムです。

個人的には『キラキラ武士』がお気に入り。
言葉遊び意味不明系、そして、聞き終わったら
何回『武士』が出て来たか、数えたくなる一曲ですぐぅウフフ