- 建長寺の話を書いている途中だったのですが
ちょっと横道トーク
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ドランヴァロさんの『フラワーオブライフ』
難しいながらなんとなくですが、引き続き読み進めております
(現在、第2巻・・・しかしこの方本当に凄い
なんでそうなるのか本を見ないで説明は出来ないけど
そういう理解の仕方なのに、1巻から通して読んでいると
その説明の一致がわかるように書かれているのです・・・。
ん~上手く伝えきれないのがもどかしいという
もやっとした理解の感じではありますが
それが証明されている面白さはわかる・・・)
本で形に意味があるのを知ってから、巷で目にする形を
結構気にしてみています。
建長寺でも気になる形が・・・。
ケルトの模様などを見ていると、3つの形の組み合わせが
とっても重要な意味を持つ訳ですが
これもちょっとケルトチックといえばそう・・・かな
それだけでもかなりであったりしますが
実はこれ、以前も違う場所で見たことがあったんです。
其の時も気になっていたんですが
その場所のマークなんだと思って、特に調べませんでした。
同じ形が、何故ここにも
そうそう、わたしが以前見た同じ形
(厳密には同じではないんですが)は こちら
江島神社のマークです。
正式には、この波の中に三角、という形らしいんですが
境内の灯篭や電灯(街にあるような街灯)などには、
三角だけの模様もあって。
なので、もしかして藤沢市のマーク???なんて思っていたりも
鎌倉と江の島、近いといえば近いけど
なにか関係があるのかな・・・?と調べてみましたら
この三角、『家紋』としても使われているものでした。
その名も『鱗紋』。
いろいろな紋があるけれど、この3つの三角は
『三つ鱗』というらしい。
鎌倉北条氏一門の三つ鱗が有名なんですって。
この三角の鱗紋、魚のうろこが連なっている様子を表している
とのことですが、それは魚には留まらず、蛇や龍を表すとも
言われているそうです。
(江の島には、龍の伝説もあるし・・・)
そして、このマークというのは、研究している人によりますと
世界の各民族の中でも使われている場合が多く
神秘的な意味合いを持ち、呪模様として使用されていたそうです。
実は、『建長寺』と『江島神社』は両方とも
この北条氏と所縁の深い場所だったのでした。
初代執権の北条時政が、江島弁財天に子孫繁栄
(または、天下取りの野望の為の祈願、とも。)を祈願した時
結願日に美女が現れ、やがて姿は大蛇となって海に消えたんだとか。
気がつくと、側には3枚の鱗が落ちていたそうです。
北条時政は、願いが叶ったと喜び、鱗を持ち帰り家紋にしたんだとか。
正確に言うと、北条氏の紋は下の辺が長くなっている
『北条鱗紋』という独特の形です。
江島神社も大好きで良く行く場所だったんだけれど
ここで建長寺と繋がるとは思わず、またまたビックリでした。