本日のコツ【熊本の地震に思う賃貸経営】 | 知識 『 ゼロ 』 でもスタートできる不動産投資52のコツ

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知識・ネットワーク『ゼロ』から12年で 8棟3戸建3区分所有 合計105室を購入しアーリーリタイアしたわたしが、初心者のころから積み重ねてきた不動産投資のコツを隠すことなく記録しています。現在は、9棟3戸建3区分合計114室に増加!

おはようございます!


資産4億円 最大利回り40%超

100室大家 の 林克吉です


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■■ 本日のコツ

『熊本の地震に思う賃貸経営』

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■ 本文

一昨日より続いている熊本を中心と

した地震により被災されたみなさま

にお悔やみとお見舞いを申し上げます



20年前には阪神・淡路大震災が

ありましたし



5年前の東日本大震災の時には、

わたしは 2棟 3区分 1戸建

の大家さんとして

賃貸経営をしていました



今回の熊本の地震の被害は、

グアムでもずっとテレビで報道

されていますが余震を含めて

揺れは相当有ると思います



そんな時に、

賃貸経営を行う事業者としては

どうすれば良いのか考えてみました



被災地に物件を持ち、

被災地に住んでいる大家さんで

あれば、自分の身を守ることで

精一杯かもしれません



被災地に物件を持ち

被災地から離れている大家さん

であれば、被災地にアクセス

することもできず、

やきもきされていることでしょう



そうなんです、

地震が発生してからでは

できることはとても少ないのです



ですので、大家さんとしては、

地震が起きる前に準備できること

をしておくしか無いのです



地震が起きる前に準備しておく

ことの大事なひとつは、

地震保険をかけることですが、



以前は、地震保険は、被害があって

も 一部損5%、半損50%、

全損100% と数字が決まって

いて損害があってもそれに適応した

保険金がおりないとか、



一件あたり5000万円が上限だから

大きな物件はカバーできないとか



建物の保険額の50%までしか

補償できないから意味が無いとか



地震保険のマイナス面に焦点を

あてて



できるだけ保険料を安くするために

保険の補償額は安めに、

掛け金が高いだけの地震保険は

掛けない方が経費削減になって良い



ということを言っている人が

いたらしいですが

そんなことは有りません



例えば、1億5000万円で

買ったマンションにどれぐらい

の火災保険と地震保険を掛ける

ことができるか検討してみます



まず、1億5000万円で買った

マンションであっても、

保険会社の評価によっては、

3億円の火災保険を掛けること

ができます



それは、そのマンションが火災

にあって建て替えようとした場合に

建て替えることができる金額が

保険金額の上限になるので



火災保険の金額は購入金額よりも

大きくすることができるからです



さて、次に地震保険です



地震保険の上限は1件あたり

5000万円とされていますので



このマンションには、5000万円

しか地震保険をかけることができない

と思う人もいるかもしれませんが



この「1件」というのは「1戸」

と同じ意味ですので、マンションが

20戸あれば、10億円まで地震保険

を掛けることができるということです



ですので、1億5000万円で買った

マンションには、3億円の火災保険

と1億5000万円の地震保険を

掛けることができることになります



では、これで地震が発生した時に

どうなるか考えてみます



一部損で5%の    750万円

半損で50%    7500万円

全損で100% 1億5000万円



これだけの保険金を受け取ることが

できるのです



これだけの保険金を受け取れば、

全損になったときには、

フルローンで購入した場合でも

借入金をすべて返済することも

できますし



返済が少しでも進んでいれば

手元に少しなりともお金を残すこと

もできます



また、「一部損」「半損」という

判定が出た場合でも、

建物がまったく使えないことには

ならないので


(まったく使えない場合には「全損」になる)


地震が収まってから、

受け取った保険金で必要な

修繕を行えばいいのです



賃貸事業は、入居者さんに、

「壁と屋根と鍵の付いたドアの

ある快適で安全な空間を提供する」

ことでその対価として家賃を

いただく事業ですので



その条件を満たすことができれば

「一部損」「半損」であっても

継続して建物を使用して家賃を

いただくことができますし



「全損」となり快適で安全な空間を

提供できなくなったとしても



借入金をすべて返済して、

ただで残った土地と新たな建築計画

を担保にして、新築のマンションを

建設して賃貸事業を継続することが

できます



たった数十年の間に、このような

大きな地震が3度もあるのですから



入居者さんの生活を守るためにも

自分の賃貸経営の事業を守るため

にも、適切な地震保険を地震が

起きる前に掛けることが大切です!



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