本日のコツ【減価償却費を理解するとキャッシュフローが向上する!?】 | 知識 『 ゼロ 』 でもスタートできる不動産投資52のコツ

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知識・ネットワーク『ゼロ』から12年で 8棟3戸建3区分所有 合計105室を購入しアーリーリタイアしたわたしが、初心者のころから積み重ねてきた不動産投資のコツを隠すことなく記録しています。現在は、9棟3戸建3区分合計114室に増加!

おはようございます!

資産4億円 最大利回り40%超
100室大家 の 林克吉です

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■■ 本日のコツ
『減価償却費を理解すると
キャッシュフローが向上する!!』
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■ 本文

先日説明したROI(アールオーアイ)
を算出するときにも
減価償却費の仕組みを
理解する必要がありますが

「減価償却費」

は不動産投資においてとても重要な
言葉になります

減価償却費は、不動産の土地・建物
のうち、「建物」に関係してくる
もので

実際にお金を払わないのに「経費」
として認められるお金です

もちろん、先に物件を購入したとき
に支払いした購入金額の「建物」
部分を分割して経費にするもの
ですのでお金はその時に払っている
のですが。。

考え方としては

「建物は時間の経過によって価値が
減少(減価)するので、減少する
部分を税務上の必要経費として
計上する」

というものです

購入時点でお金を出してはいますが
それ以降は手元に資金を残しつつ
経費を計上できるので

キャッシュフローを向上させるため
の重要な項目になります


さて、キャッシュフローを向上
させるとは、どういうことか、
簡単に例を出して計算します

5000万円の築12年のアパート
を購入しました
この物件の条件が下記のような場合

土地:2000万円
建物:3000万円
家賃:1000万円
経費:200万円
税率:30%
借入:無し


1.
減価償却をしない場合:

利益は800万円で、税金を
税率30%で240万円支払います

税引後の利益は560万円で
キャッシュフローは 560万円



2.
減価償却をする場合:

建物の3000万円を
耐用年数の残年数10年で
減価償却してゆく場合の計算です

年間の減価償却費が300万円に
なりますので、

利益800万円から減価償却費の
300万円を差し引いて利益が
500万円

その500万円の利益に30%の
税率をかけると税金が150万円
になり、

税引後利益は350万円

しかし、減価償却費は支出していない
費用ですので、

キャッシュフローは、税引後利益の
350万円に減価償却費の300万円
を足して650万円になります


ということは、

1.のキャッシュフロー560万円

2.のキャッシュフロー650万円

の間には同じ物件で、同じ入居率で
同じ経費を使って経営をしていても
減価償却費を計上するかしないかで

なんと 90万円 の
キャッシュフローの差が出ることになります


建物の構造や築年数、銀行借り入れ、
所得水準による税率など

人それぞれ、物件それぞれによって
減価償却費は変わっていきますが、

減価償却費は、不動産賃貸業を有利に
進めてゆくことができるルールです

収益不動産を購入するというリスク
を取った人に対してプレゼントされる
コントロールできる費用ですので

このルールを有効に使って、あなた
の資産構築に大いに役立てましょう!

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