ショックから回復してきている、と前回記事で書きましたが、そんなことはなく、全く和希さんの映像が観られず、声も聞けていません。切なくなるのがわかっているので勇気が出ません。

そしていい子ぶりっこしてるのにも疲れてきて、本音のところがジワジワと心を占めるようになってきました…



 本音です


…言う。しかも大声で!今更だけど。言わないと進めないので!ごめんなさい!誰も責めてないよ!自分の整理のためにね!


ふう。


では。失礼して。




やっぱりさ、どうしたってさ、



和希さんが退団しちゃうなんてあり得ないよね?!



受け入れるなんてさ、出来っこないのよ?!




だってね、私、和希ロミオも和希パーシーも和希ビルも和希ギィも、な~んにも観てないよ???


コンサートだってやってないじゃない!


え?!


絶対に最高が約束されているものがぶら下がってるのに?!



私はこれ一生観ること出来ないわけ?!



もしかしたら観られるかもしれない~なんて夢見ることも出来なくなっちゃったってことですか??



はい、そうなんですよ、そうなんですけど、




そーうーなーんーでーすーけーどー、







ああああああああ~~、





観たかったなあ~~~




欲まみれ。






 気づいていた派?青天の霹靂派?



先日、双曲線上のカルテの前楽と千秋楽をお譲りいただいたチケットで観ることができました。


和希さんは全てが素晴らしくて、かっこ良くて、フェルナンド先生=和希そらなのかなと思うほどに役がハマっていました。再演なんだけれど(潤色もあって)、これは和希さんの作品だな、と思いました。


そしてとてもとても満足しました。いい舞台を観たなぁと思えた。


そう、


和希さんは主演として完成されてると思いました。

今が旬だ、と。



これはもう待てない、トップになるなら「今」なんじゃないだろうか、どうしてこの素晴らしい人は今この時にトップスターじゃないのだろう?どうしてまだ「3」番手なんだろう?



そう思わずにはいられなくなっていました。



そして、千秋楽でサプライズの紙吹雪が舞ったとき



和希さんに出会ってから初めて、退団という言葉が浮かびました。



もしかして…まさか…これが最後なの…?



無邪気にわいわい喜ぶ、可愛くて可愛くて仕方がない「そらちゃん」を見ながら、



「よく頑張ったなぁ!」て言われているみたい、ただの千秋楽おめでとうじゃない、もっともっと特別な何かのサプライズ…そう感じる紙吹雪でした。





それからは急に退団しちゃうのかもしれない、どうしよう、どうしよう、どうしよう、、、

と思い始めて不安でいっぱいでした。


そういう気持ちでいると、ちょっと引っ掛かっていたことが、「退団するから」だったのかもしれないと思い始めました。



ライラックの時に舞台写真の枚数が増えなくて需要に合わず足りなかったこと、


パレードで縣さんの立ち位置が上がったこと、


何で双曲線上のカルテが選ばれたのか謎だったこと、


洋物で石田先生の作品で、という条件があったこと、


樫畑先生にカッコいいフィナーレをお願いして本人の希望が叶えられたこと、



どうしても裸足で踊りたいと言ったこと、それで良かったと噛み締めたこと、、、



チェーザレさんの「よく頑張ったなあ!」に、台詞以上のものを感じると言って感情が高ぶったのをこらえていたこと、、、



カーテンコールがそれはそれは自由になったことも…



挙げたらきりがないほど、ああもうトップスターにはならないつもりなんだな、いなくなっちゃうんだなって思わせることがたくさんあった。



でも、なんとなく心に引っ掛かってはいたけれど、あの紙吹雪を見るまでは退団の「た」の字も気づいていませんでした。



本当に大満足な舞台を見せてくれて、雪組の皆さんがみんなみんな素敵で、そらさんがトップだったら絶対に面白い作品を観られること間違いなしだ!ああ、もどかしい!どうやったら早くトップになれるの?どんな組がえがあればピースがうまくハマるのかな?!


と前楽観劇後には、いい舞台を観た高揚感と共に和希さんトップ構想を悶々と考えていました。



でも…千秋楽であの紙吹雪を観たあとからは、和希さんのことを思えば思うほど、言い知れない切なさが増していきました。。。




私はもともとトップスターが好き!なミーハーで、ある意味素直なファンだと思います。スター制度の中ではトップスターが一番輝くように、一番かっこいい姿を見せられるように舞台を構成し提供しているのだから私は素直にそれにハマっているのです。そしてそれだけの輝きをもった人がトップになる。現に今は彩風さんが大好きですし、柚香さんも月城さんも礼さんも真風さん(退団しちゃったけど)も芹香さんも大好きです。



そしてそんな自分が好きになる人は絶対にトップスターになる!という謎の自信もありました。

永久輝さんも暁さんも好きなので(わかりやすい御曹司だけど)トップになるし、当然のごとく和希さんもなると思っていました。ただ劇団推しの歩みが遅いな…間に合うかな…とは思っていましたが。



それに、雪組に組がえになったときは雪組でトップを目指してもらいますって劇団から言われたのではないかと思ったし、心中を東上で当てられた時も雪組を背負って立っていくための演目だと思った。


真面目に真剣に、そらさんはトップになると思っていたし、なってもらわなくちゃ困る!と思っていました。



そうなんです、もう皆まで言うな状態ですが言わせてください、私、何が無理かって、




和希そら様がトップスターにならなかったことがショックなんです!!




和希さんの男役がみられなくなるからとか、宝塚からいなくなるから、とかもちろんそれもあるけど、退団後も舞台に立ってくれるならば男とか女とか関係なく「和希そら」を見に行くことはできる。



でも、宝塚のトップスターって在団し続けたってごくごく一部の選ばれた人しかならない。和希さんはその選ばれた人だと思う。舞台に愛されてる。そしてカンパニーを引っ張る力もある。お客さんを満足させるだけのものを見せてくれる。



なのに!



何でトップスターにならないのよぉぉぉぉぉ





ああああ、欲まみれ。





*注:決してLOVEな和希さんを責めてはいません。人生一度きり。より良い幸せの選択です。今後も大好きであることは決まっています。



そりゃあね、順番待ってたらあと4年はかかりそうだよね、、、遅っっっ!!とか思いましたよ…


和希さんは遅咲きではないので、むしろすでにトップだったら今まさにイケイケ旬旬なトップだったでしょうよ…


逆に言えば、和希さんが早すぎたのかもしれない。もう待てないところまで仕上がりすぎた。


少し前までは、3拍子も4拍子も5拍子も揃っててなんとまあ魅力的な人でしょう!と思いながらも、足りないものって何?!何かある?!と無理やり探して出てきたもの「包容力」。


この包容力ってそれなりの役柄が与えられたり、立場(トップとかね)になったときに出てくるものじゃないですか、


それがゲオルグ辺りからなぜか出てきてしまった…双曲線上のカルテは(カテコですっかり忘れてしまうけど)包容力まで身に付けてしまった…!と思いました。



それにね、それにね、ああもう止まらない!



今までもて余しているように感じていた和希さんの「余白」が、「余裕という実力」になっていました…。



ね、旬すぎる。これトップの持つやつでしょう



双曲線上のカルテを観たがゆえに、もうこれ以上ここで何をすれば?!と、ファンである私も思った。



だから退団も「」なのかもしれない。





 新しい世界に連れていってくれる


書いているうちに整理が少しずつついてきたような気がします。(実はこれ、何日かかけて書いています。感情がさまよっているので。)



今、退団することによって宝塚では観られなかった和希さんの限界突破が見られるようになるかもしれない…!



これが今後の私の大いなる期待です。



なんかずっと限界突破してほしいみたいなこと言い続けている気がしますが、めちゃくちゃになってる和希さんを見てみたいんですよね~(こ存知の通り欲深いオタクなので)


考えようによっては、宝塚で行き着くところまで行かないで余裕を残したことによって、ファンのもっと見たかった!欲を刺激する。この先どうなるんだろう?!何を見せてくれるの?どこまで行けるかな?!という期待がより高くなると言えます。



こんなこと言ってると和希さんにプレッシャーとか負担とかあるかな…など思うこともありますが、そういうの嫌いじゃないタイプだと思うので


声を大にして言っていこうと思う!届け!



和希そら様、今度はどんな新しい世界に連れていってくれるのですか?

大いに期待していますよーー!!




あ、しばらく休むとかそういうのは無しでお願いします。




はい、欲まみれ。