専業主婦がセラピストになるまで⑥ | 好きなことを⭐︎樂しく楽に生きる♪

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心、体、魂が喜ぶ生き方をしよう。

まずは、私が私を幸せにしよう。

全ての女性がゆるっと幸せ♡


本文とは関係ないけど、ぐでたまのおしり。


遠藤小夜佳(えんどうさやか)です。

このシリーズ、興味を持ってくださる方が意外と多くて嬉しびっくりしております!
今日も読んでくれてありがとうー。


専業主婦がセラピストになるまでシリーズ⑥

①はこちら
②はこちら
③はこちら
④はこちら
⑤はこちら


☆☆☆

助産院でのパートを卒業し、整体修行一本にしたわたし。

とは言え、

私以外にもアシスタントスタッフは何人かいたので、

最初は週に1か2回くらいだっとおもう。



あの頃のことをあまり細かくは覚えていないの。

なぜなら、ものすごくいっぱいいっぱいだったから!


すごく気合いが入っていたと思うんだ。
(頭だけが忙しかったとも言うw)


当時はまだ、なんとなく整体の感覚がつかめるようになってきた感じであって、

まだまだ整体師匠の観えている世界はわからなかったから。


そんな私のお仕事は、

簡単な事務作業と師匠の整体のアシスタントとまでは言えないレベルで、

座敷童のように、

師匠が整体をしている様子を部屋の隅から観ていて、

(このときは、手技を色々と見て覚えるチャンスであり、
師匠とお客さんとの会話のやり取りや、間合いを感じようと感覚を精一杯研ぎすましておりました。)


師匠が整体のあとに
その方の心身の状態に合わせたエクササイズやケアを宿題として出すので、
私が説明する役。


そのエクササイズも自分が出来てなきゃ、説明できない訳で、必死でした。(←たぶん頭の中がw)




お給料は、一人エクササイズを担当すると頂けた。

その整体院は我が家から遠かったから、交通費が高くてねー、

いただいた分は交通費で消えてましたが、
私は修行に行ってるつもりだったから、少しでもお金をいただけてただただ感謝でした。




整体院に修行に行っていない日は、個人的に整体の練習をしに行ってた。

友人に頼んだり、

育児サークルをしている友人に人を集めてもらって整体したり、

そこで心と体の話をしたり(頭の中が整体でいっぱいだったから、その話ばっかりしてたと思う。)

結構おもしろがってもらって、

定期的にやらせてもらっていたな。そこから紹介していただくことも多くなっていった。


勉強中とはいえ、

私はいつも本気で、そのときできる精一杯をやらせてもらっていました。

だから、口コミがひろがっていったのかな。



整体習得コースを受けているときに、


人に整体をさせてもらうときは必ずお金をいただくんだよ。

少しでもいいから。

そうしたら、相手も断ることもしやすいし、

受けてくれる人は覚悟をするから。




そう言われていたので、

初めての設定料金は500円。

そこから、1500円→2000円→3000円と上げていきました。
(その時、初めて整体をさせていただいたお客様は今も受けてくださっている!ありがたいなー)


当時も自分で名刺をつくったり、チラシを書いたりしてたな。

修行中ではあったのだけど、
私の中にはいつか独立するんだって、どこかに意識があったのね、はじめから。


それはきっと、整体を学んでから知り合いになった人に、

私と同じようにママになってから
アロマとか、リフレとか、ヒーリングとか占いを習って
時々サークル内でワンコインから1000円くらいでサービスを提供してる方が結構いたのね。


とっても輝いて見えたの。

私もそういう風になりたいって思ってた。



***

そんな風に修行を重ねていたある日、

整体師匠から

『今日はさやかちゃんに整体してもらおうかな~』と言われた。


ひえーーーーーーー!!!!!!


と内心思ったんだけど、(自信がなくて)

一通りさせてもらった。

なんかさ、師匠って思うと意識しちゃって、
うまくやろうとしちゃったりして撃沈叫び

そのあと、色々とアドバイスをもらいました。


すでにね、同期で入った仲間は同じように師匠を整体して
師匠の太鼓判をもらい一般のお客様の整体デビューしてたの。

私は、まだその段階ではなかったという訳です。


師匠も人間。

同じ命なのに、そこを観ないで自分をみてたんだよね。

自分がうまく見られたい、師匠に認めてほしいって。



それから、また修行の日々を続けました。

多分1、2ヶ月して再びドッキリ!

『あ!今日の午後の枠が空いてるー!さやかちゃんに整体してもらおう♪』


再び、師匠を整体する日がきました。

そのときは、不思議とひえー!って思わなかったの。

お腹の奥の方に力が集まった感じ。

覚悟が出来てたんだね。


それとね、

先にデビューした同期がたまたまいて私に言葉をかけてくれたんだ。

彼女も師匠を整体するときに先輩から言ってもらった言葉。



わたしはあなた

あなたはわたし

わたしたちはまあるい一つのいのち


『師匠も同じ命だよ。

さやかちゃんは師匠で、師匠はさやかちゃんだから、大丈夫だよっ』ってドキドキ


それからした師匠の整体は、

師匠の整体じゃなくて、目の前の命に対するニュートラルな整体ができたと思う。

デビューするとかしないとか、そんなことは少しも考えなかった。




終わった後に、

『じゃあさ、来週のこの方はさやかちゃんに任せよう!』と言ってもらった。

私の整体デビューが決まった瞬間でした。

つづく。





***



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