遠藤小夜佳（えんどうさやか）です。
専業主婦がセラピストになるまで②です。
①はこちら
今夜も長い！
☆☆☆
次男を出産し、再び専業主婦になった３０歳の私。
長男のときは粉ミルクでの子育てだったけど、
次男では母乳育児にチャレンジ！
意外と結構母乳が出ました。
次男の育児は長男に比べるととっても大変でw
とにかく抱っこ、
夜泣きもずーっと続く、
食物アレルギーもあって私が食べたものが母乳にでるから、
食事制限をしてストレスフルな毎日でした。
げっそり痩せてしまって（←当社比w）
毎日フラフラしてたの。
ある日、どうしてこんなに育てにくいんだろうと悩んで（育児ノイローゼ気味だったと思う）
図書館でなにかヒントがないか本を探したのね。
ふと目に入った本が、ある助産師さんが書いた母乳育児の本。
そこに、次男の特徴がそのまま書いてあって、
なぜ育てにくいのか、
改善するには母がどのように接していけば改善するか、
母乳のあげ方、母の食事、ベビーマッサージ、お手当のことなどが書かれていました。
どこにも相談するところがなくて、藁にもすがる想いで本を何度も読んだなー・・・
その助産院は我が家から結構近い。
疲労、ストレス、風邪からとうとう乳腺炎になったある日、
予約をとって、その助産院で受診してみることにしました。
当時、次男はすっごく太っていて、
いつも機嫌が悪く、
私とはなれると激しく泣くので、
外出しても人に声をかけられることはほぼありませんでした。
（赤ちゃんてかわいいねぇ♪なんてよく言われるのです）
その助産院では、私が母乳のマッサージを受けている間、
他のスタッフさんが次男を観ててくれたり、
ベビーマッサージをしてくれたり、
母のケアだけではなく、赤ちゃんのケアもしてくれました。
案の定、反り返って激しく泣く次男。
それでも、
たっくん、かわいいねぇ～♪
マッサージして楽になろうね。
とニコニコ優しく声をかけながらマッサージをしてくれて、
最後は腕の中で眠ってしまいました。
私が受けた母乳マッサージも全く痛みはなく、
逆にとっても心地よくて、温かくて、すごーくリラックスする時間でした。
よく頑張ってきましたねぇ～。
大丈夫ですよ。
今日は休んでいってね。
つらかったら、いつでも来てくださいねー
と優しい言葉と手技に、次男を産んで初めて気持ちもゆるんだ気がしました。
久しぶりに息をしたという感じだったな。
それから何度かその助産院にかよい、
体調がすごく良くなり、
ちょっとの不調や乳腺炎のなりかけなら、セルフケアでなんとかできるようになりました。
そのころから、
ココロとカラダのつながり、
自分の生活次第で身体は自分でもケアできるんだと思えるように。
そして、私も助産院のスタッフさんみたいに、
お母さんと子供の助けになるようなことをしたいな。。と漠然と思うようになりました。
ある日、
うまれて初めてスピリチュアルカウンセリングというものをうけてみることに。
そこで、これから私も母子ケアに関わることがしたいけど、
何の資格もないので、どのような勉強を始めたらいいかと質問しました。
するとカウンセラーさんは、
資格はいらないよ。
まずは、○○助産院と、○○助産院に事務でも雑用でもいいからスタッフとして雇ってもらえないか聴いてごらん。
とアドバイスを受けました。
その一つが私が母乳マッサージでお世話になっていた助産院でした。
それまで、
求人案内をみて連絡する、というやり方しか知らなかったから
突然電話で自分から問い合わせることをしたことがなかったの。
ドキドキしたけど、電話で問い合わせてみると、
２つのうち、
私がお世話になった助産院で、
事務と雑務をやってくれる人を探していると採用してもらえることになりました！
それから、次男の保育園が決まるまでは子連れで、
春からは保育園が決まって単身で週に４日ほど助産院でパートを始めました。
勤務内容は、
事務、電話受付、ベビーマッサージ、（エステティシャンだったので）お母さんへのアロママッサージ、雑務など。
勤務内容に関しては、楽しくて楽しくて♪
新しいことを覚えるのがうれしくてたまらなかったです。
すてきなスタッフさんと働けることも歓びでした。
でもね、いくら頑張っても
母乳マッサージはできないのです。
それは、看護師さんや助産師さんなどの有資格者しか権利はありませんでした。
だんだんとその部分が物足りなくなり、
私も手に職をつけたいと思うようになったの。
やっぱり、自分メインで母子ケアがしたい！って。
そのとき、なにげなく読んだ育児の冊子に整体師の先生のコラムが載っていて
すごく気になったので、
ブログものぞいてみました。
そこに、
整体養成講座の募集記事が載っていました。
しかも残席１名と！
しかもしかも、我が家からは１時間半もかかる場所での受講。
でもどうしても受けてみたくて、
実際の整体を受けたこともないのに、最後の１枠に申し込んでしまった。
それから、
助産院でもパートを続けつつ、半年間の養成講座を受ける生活が始まりました。
☆☆☆
この頃は、
子供を預けながら働きやすい、、というのがメインの考え方ではなく、
私がやりたいことをやる、という考え方に変わっていったころ。
次男の子育ては本当に大変で、つらく、悩んでいました。
本当に困った状況だったからこそ、
勢いもついて、チャレンジができたのだと思います。
勉強は苦手だったけど、
心からやりたいことの学びはとっても楽しいのだと知った頃です。
＊＊＊
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