母が亡くなり10年もの歳月が過ぎていった
もうそんなに経つのか…
幼少の頃からとても美しく優しい母だった
私たち娘が成長するに連れて
厳しくなってきたように感じる
母からもらったものはたくさんある
まず私の文字
全く癖がなくお手本の文字のようにすらすらと書く
以前のブログでもこの事に触れたことがある
私の文字を巡り両親が可愛い口喧嘩をしたのだ
私の書く文字を自分に似たのだと父が言いだしたのを阻止して、今度は母が、いや私に似たのだと譲らなかったのだ
つい昨日のことのように懐かしく思い出している
それから母にもらった宝物は
最後まで決して諦めないこと
全てに手抜きをしないこと
負けん気の強いところ
無論のことに短所も多いのだけれど
もう母にカーネーションを贈ることは叶わないけれど
毎年5月の第2日曜日にはなんとなく花屋を覗いてしまう
そして母の日に限らず
素敵なセーターやシャツなどをお店でみかけると
母に…そう思い手に取ってしまう
母が亡くなって何年経っても変わらぬ私の中での習い
母さん
母さん
独りになってしまったけれど
私頑張ってるよ
何事にも全力投球
貴女が教えてくれたこと
薔薇は三年目を迎えました
むずかしいですね…