神峯山寺
神峯山寺は役行者開山の毘沙門天安置の霊場として1300年以上の歴史を持つ天台宗のお寺です。修験霊場としても平安時代に選定された近畿地方の修験道(山岳信仰)の七高山(しちこうざん)の一つでもあります。
七高山の霊山→比叡山、比良山、伊吹山、愛宕山、金峰山、葛城山、神峰山があります。
神社仏閣で転んで厄落とし
神社仏閣で躓いたり転んだりすると、縁起が悪かったり、神仏に歓迎されてないのではと不安になりますが、実は災厄を先取りして、大きな事故や大きな不幸を未然に塞いだり、取りきれなかった厄災を祓う為に、神仏が対処してくれたりするご加護である場合もあるようです。
そんな経験を私も神峯山寺で体感した事があります。
高槻にある神峯山寺。
初めて訪れたのは、去年の初夏を迎える頃。
静かな山道を少し入ったとこに、素晴らしいお寺が佇んでいました。
役行者が開き、毘沙門天が祀られた修験者縁のお寺と聞いていたので、京都の志明院や、犬鳴山の七宝龍寺のような、硬派でピリっとして、少しダークな雰囲気かなと思ったら、
カラッとマイルドで、もっと明るく柔らかな雰囲気。
着いてすぐ、一日一回のごま祈祷の直前だったようで、お坊さんに、『よかったら中に入られますか?』と聞かれ、喜んでごま祈祷に参加させて頂きました。
ここのごま祈祷、めちゃくちゃお薦めです。
毘沙門天さんとお不動さんの直ぐ近くに座り、まぁまぁのお時間をかけて祈祷に参加するのですが、力強くじっくり身体の中の負のエネルギーを炙り出して、外に出してくれます
この日は祈祷が始まると、私に術的な物をかけた知人の冷やっとした表情と、やがてその方から感じる内側の怒りのエネルギーが、祈祷によって剥がされそうになるのを、激怒して抵抗するのが見え、腰が痛くて痛くて。
邪気も強まり、鼻水と涙が止まらなくなり、ひたすらお不動さんと毘沙門天さんに祈っておりました。
やがて気配と共に頭痛や腰痛、鼻水も止まり、肩も身体も軽くなり、心の中に明るい光が差しました。
祈祷後、悪いものが取れた後は、景色やお天気も変わってみえるくらい、視界も明るくなります。
感動して有り難くて、わくわくする気持ちのまま、隅々まで散策。
ここ、神峯山寺はおみくじも有名なのです。
引いたおみくじの解説を僧侶が読み上げ説明してくださるので、折角なのだからと私もドキドキしながら引いてみました
大凶も結構な確率で出ると伺っていたのですが、私と同居人2人揃って大吉。
半年前の事なので、おみくじの写真は取れてないのだけど、内容は、憂いが晴れてこれからは思い通りの素晴らしい出来事が待ってますといった内容でした。有り難い(*´-`)
そして帰り道。
ご機嫌さんで名残り惜しい気持ちで帰ろうと歩いていた時、鳥居の少し手前の緩い階段で派手に躓いて転けました。
転ける瞬間、温かい物が私を包みました。
結構派手に転んで、膝頭を擦りむいたのですが、 痛!っと思った瞬間、あれ、全然痛くない、とそのタイミングで、スコンと私の身体にひつこく残っていた生霊の負のエネルギーの残骸?のような物が綺麗に丸々飛び出ていったのです。
御祈祷でスッキリ軽くはなりましたが、まだ少し重だるさと小さな腰の痛みは残っていたのが全部クリアにスコンとなくなったのです。
転ける瞬間、一瞬、あぁ、歓迎されないのかなと悲しい気持ちが頭を掠めた瞬間、悪い物がスコンと抜け、そうではないよ、これは祈祷で取り切れなかった物を、鳥居を出る前に神仏が祓ってくれたのですよと、教えて頂き、内側に温かな光とわくわくが更に溢れ出てきました。
その後、まぁまぁ痛そうな怪我をこさえたのに、お風呂でも殆どしみる事もなく、その度にありがとうございます。。!と心の中でお礼を告げておりました。
神峯山寺の護摩祈祷について書いた記事
https://ameblo.jp/sora-kinu/entry-12868519236.html