私が今回、入院することになったのは
右手小指に潰瘍が出来て
骨髄炎になってしまったから
病院に行って、抗生剤をもらって飲めば
治ると思ってたんですが
骨髄炎だと、飲み薬では効かないそう
でも、そう言われれば確かにそうですよね
骨の細胞が入れ替わるのだって
時間がかかるんだから
入院した日、午前中に整形外科では
2人の先生が診てくれました
入院前日位から急速に悪化していた小指は
この時、さらに悪化していて
(今から思えば、この時ピークだった)
その時に歳上の先生に言われた言葉は
「点滴で化膿が治っても
これは厳しいと思う
僕らはプロですが
僕らの出番がくる可能性もあり
出番が来るってことは…
切断ですから」
と、これまた強烈な一言でした
見るからに無愛想な感じの先生で
きっと嘘つかないし、遠慮もしないんだろうな
数年前に、親知らずを(他院で)抜いた時に
えらい時間がかかって腫れたことがあって
先生はとても人当たりが良い人でしたが
今思えば腕が悪かったんだと思う
去年だったかな
酷い虫歯と親知らずをこの病院で抜いた時に
担当だった先生はすごく無愛想で
私の苦手なタイプだったけど
腕は良くて、ものの数分で2本抜歯
その後、晴れることもなかったんです
この時、思いましたね
腕のいい外科医は多くを語らず、きちんと仕事する
でも、腕の悪い外科医は人当たりが良くなるのね
きっと、整形外科の先生は
自分のことを「プロ」と言うくらいなので
腕に自信があるんだろうな
でも、そんな先生が言う
「切断」って、めっちゃ重い
感染症科の先生は女の先生で
私の質問に丁寧に答えてくれ
一番効果的な治療方法を
主治医のK先生と相談してくれました
今回、私の入院治療には
感染症科や整形外科、皮膚科
アレルギー膠原科の先生方
リハビリの理学療法士(PT)と作業療法士(OT)
沢山の先生方が関わってくれ
大学病院だからこそ出来るチームプレイというか
先生方みんなで治してくれようとするのが
ヒシヒシと伝わってきました
看護師さん達も、日勤や夜勤など
入れ替わるごとにきちんと自己紹介してくれ
薬剤師さんや栄養士さんも挨拶しに来てくれ
その挨拶もとても気持ちがいいし
こちらの方がお世話になっているのに
「ありがとう」という言葉を沢山かけてくれ
何だか、病院全体がとても
爽やかで気持ちいいんです
治療のため入院してるんだけど
毎日とても気分良く過ごせています
建物ももちろん綺麗だけど
その場にいる人の「氣」がいいんでしょうね
こんな素敵な環境なので
良くなるとしか思えないです