母が亡くなった日から、1週間が経ちました。

少し落ち着いて、秋の気配がする日常が戻って来ましたもみじ


9月2日(土)、

いつもと変わりなく仕事に行きました。

最近の母は発熱を繰り返しており、体調も上下する状態だったので、常に心配事として胸の片隅にありました。それもあり、スマホをいつでも聞ける所に置いて仕事をしていました。

午前中の作業が一段落しそうな11時48分、姉から電話があり「病院から電話があって、おばあさんが急変したらしいから行くわ~」と。

覚悟はしていましたが、心臓がバクバクして…

落ち着くまで片付けをした後、同僚と上司に話して早退させてもらいました。


12時に仕事を切り上げ、12時3分に姉にLINE「早退できたので病院に向かいます」して…

病院に着いたら(12時半くらい)、ロビーにいる姉夫婦と弟が見え、何となくホッとしたのも束の間、姉が「来たらもう心臓が止まってた…」と言った瞬間、涙が溢れて言葉が出ませんでした。

でも悲しみと同時に、やっと楽になれたんや~との思いの方が大きかったような気がします。


病室へ向かうと、母は酸素マスクを付けており、心電図の機械の何の数値かわかりませんが「0」の表示がやたら目に付きました。

私が来るのを待ってくれていたようで、主治医が死亡確認をしたのが、12時55分位でした。


母の体に触ってみると、柔らかくて温かくて…

眠っているような安らかな顔でした。


午前中に、○ちゃん(3番目の姉)が面会に来ていたらしいですが、眠っていて起きそうになかったので15分位いて、帰ったようです。

帰り際に、看護士さんに「腕が冷たいのですが…」と言うと、「熱があると、血管が収縮するので…」との事で、気になりながらも帰ったそうです。

その後、しばらくしてから病院から姉に一報が入ったそうです。

後で考えてみると、○ちゃんが面会に行った頃には既に息を引き取っていたのでは?と言う話しになり…せめて、一緒に様子を見に行ってくれれば良かったのに…という思いでいっぱいです。

主治医が、苦しみは無かったと…と言っていたのに少し救われました。


その後、弟がすぐに葬儀社とお寺さんに連絡を取り、2時過ぎにお迎えに来てもらい、家に連れて帰りました。

姉の旦那さんが同乗してくれ、今の家に越して来る前に住んでいた地域を回って、木々に隠れてしまっていますが、昔、私達が育った家も眺めさせてもらったそうです、ありがたいです。


グループホームに入所して1,2度、自宅に来た時以来なので、数年振りの自宅でした。

お化粧もしてもらって、まるで眠っているような穏やかな顔でした、ただ冷たいだけ…。


その後、お寺さんが来てくれて、枕拝み。

お葬式の段取りやら、親戚や孫達に連絡やらでアッという間に夜になりました。

その日は弟夫婦にお願いして、私も姉も帰りました。


本来なら翌日がお通夜、翌々日がお葬式なのですが、翌々日が友引になるので1日ずらしました。

なので、翌日は葬儀社さんがお昼過ぎに迎えに来てくれて葬儀ホールで一晩過ごしてもらう事となりました。

家族葬ですが、孫達もひ孫達も全員参列なので結構な人数です。