ソフィア祭 | 上智大学茶道部のブログ

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茶道部の毎日をつれづれ書きます

まず第一に、更新が遅れて申し訳ありませんでした。ブログ係引退まじかの塚本です。
情報は新鮮なものの方に価値はあるはずですが、いやたまには熟成させてみようと思いこのような結果になった次第であります。(苦しい言い訳)
北から次の季節がもうやってきてしまいましたが、この度は約1か月前のソフィア祭についてお伝えいたします。
11月1日から3日まで、上智大学ではソフィア祭なる一大イベントがございました。当然ながら茶道部も毎年のように参加し、毎年のようにSJガーデンに陣取っておりました。しかし、あいにくの雨で1日は普段お稽古をしているホフマンホール3階の和室と学食のサブウェイが会場となり、SJガーデンは広大な物置となる始末です。とは言っても、和室の方も障子の修繕をしたばかりの綺麗なものでして、普段の私たちについて知っていただくには良い機会だったことでしょう。
2日は晴れて、SJガーデンにて本領を発揮いたしました。風が吹く度に舞い散る落ち葉が茶席に溶け込み、傘にかかった落ち葉は、秋の風情と言うものです。会場もメインストリートの付近だったため、1日よりも多くのお客様に来ていただけました。
3日も同じく進行いたしまして、片付けもしっかりこなし、打ち上げとなった次第です。
今回のソフィア祭では歴代屈指の集客数で、その点からいえば大成功でしょう。お点前などに関してはまだまだ甘いところがありますが、今後も精進してまいります。



左、いつもの野点、1・2年/右、めったに見られない屋内の野点風、4年


おまけ噺

先日、帰宅途中に、枯れ木に野球のボールが引っ掛かっているのを目に留めました。普段なら、なんてコントロールのなっていない子供だろうとでも思っていたことでしょう。しかし、そのときはこの木にボールが引っ掛かったことで季節を感じました。「夏場なら、このボールは葉に覆われて見えなかった」そう感じました。
きっと、木にボールが入って子供は探したが見つからなかったのか、高すぎて諦めたのか、そうして忘れられた夏のひと時がひょっこりと落葉のこの季節に顔を見せる、なんとも風情のある発見でした。