
生きてるときは、声をかけづらかった太右衛門じいさん。
特にこの人とは、居酒屋行きたい(*^m^)
農家の子だったけれど旧制中学をトップで卒業して、大学に行きたかったけど、
農家の息子に学問なんか必要ないっ
って言われて、行かせてもらえなかったらしい。
それ以来、何でも独学。
易者・・・四柱推命とか気学とかもやって、自力でお経もあげられた。
ほとんど、学者だったらしい。
たぶん、ばっちゃんがこのじいさんの血を一番受け継いで、
私もかなり、DNAになってる気がする。
でも生きてる時はほとんどしゃべらなかった。
実の息子でさえ声をかけるのがはばかられるほど、恐ろしい存在だったらしい。
孫の私なんか、眼中にないだろう(-_-;)
でも今となっては。
人生アラフィフになったし、墓もいじって、人の人生も知るようになって。
対等とまでは行かなくても、それなりに話すことはできると思う。
もう遅いけど(  ̄ - ̄)
ほんと、親孝行したい時には親はなし・・・ではなくて。
話をしたいときには、じいさんはなし。
そもそも若い時は、ジジババの話なんて、遠くにあるものだったし。
古臭い昔話でしかなかったし。
戦争中の話なんて、「今は恵まれてるんだからありがたく思え」みたいに
言われてる気がして、半分聞いてなかったな。
その話でさえも、実家にいた、父方のばぁちゃんからのだった。
父方のじぃちゃんは、早くにあの世に行ったので記憶なし。
そして母方のばぁちゃんは、介護で大変だった。
よくしてくれたことは覚えてる。
でも人生談議にまでは至ってない。
母方のじいさんの太右衛門さんとは、しゃべった記憶がないのね。
だからいま、居酒屋なのよ。
この際だから、おごってあげるわよ?
あの家で何を思って暮らしたのか。
いまのこのご時世をどう思うか。
私や娘の人生をどう思うか。
残すメッセージがあるとしたら、言ってほしい。
ついでに・・・次の総理は誰がいいかまで言ってほしいわ(  ̄ - ̄)
積もり積もった50年分の話をしてみたいものです。
居酒屋で(*^m^)