じっちゃんその1 | 歌音

歌音

風水キッチンで家族寄り添い、うれしい・楽しい・いい気分♪

先週、実家の介護実態を、コーラスのおばちゃんたちに赤裸々に報告しました。


ほんとにすごい実態です。

ここには書けないくらい。


いやこの際だから書いてみようか?


じっちゃん。

妙なタイプの認知症なのか、あの世が近くなって人間の本質が出ているのか。

基本的に無気力、無関心。

最近の生きがいは、お金。


とにかく自分の好き放題にしたい。

自分の好きなもの(なぜか鉄火巻とどら焼き)が食べたい。

精神科で止められているのにビールが飲みたい。

決められた金額内での生活ができない。

ほしいものはいつでも手に入り、無尽蔵にお金を持っている、しかし責任は負いたくない。

だから、1000円くらいずつ、ばっちゃんの財布から抜き取る。


手持ちのお金がなくなる前に、ばっちゃんのお金をねらう。

盗んでも罪の意識はない。

ばっちゃんをずっと監視して、どこからお金を出すか観察して、寝ている時や

でかけたときに、あちこちあさる。

散歩と称し全財産持ってスーパーに行き、ビールとどら焼きを買って公園で飲んでいる。

真っ赤になって帰ってきても「ばれている」とは思っていないか、開き直っている。

レシートとゴミはすべてどこかで処理し証拠は残さない。

(顔が赤くてビール臭いから立派な証拠になってるんだけど)


からだは暑いという感覚がない。

触覚もおかしいらしく、おむつパンツがぬれたのがわからない。

ぬれてるよと指摘すると、「ぬれてない!」とむきになって怒る。

着替えたくない、いつもお気に入りの汚いタオルを離さない、風呂は1か月入らなくても平気。

だから、家の中はどういう状態かわかるよね?


完全に括約筋はおかしくて、ダダ漏れ状態。

そういう人がビール飲んで、着替えたくない。

どういう状態か、推測してください。



そして行動を治すように言うと、すごい奇声を発して、暴力に及ぶ。



そうねぇ、巨大な、育ちの悪いお子ちゃんがいる感じ。



千と千尋の「坊」は、会話ができる余地があった。

しかしこの人は、人の言うことは聞いてない。

まともな会話が成り立たないのね。

もともと趣味もなく、かといって仕事に打ち込んだわけではなく、遊び人だった。

劣等感の塊でもあるけどプライドも高い。



昔からそうだったんだけどね。

じっちゃんとは。まともな会話をしたことがない。

本質的会話は無理でしたね。

その分、ばっちゃんとは話したけど。


昔に戻って、本能むきだしになったと思えば納得できる。



そんな話をおばちゃんたちにしたのね。

だって、皆さん経験済みだしね。


そしたら、すんごい同情してれた(T_T)

やっばり、いま苦労している人が一番心配してくれている気がする。



何でも一人で抱え込まないでね、って言って、ネット環境もないのに、

いろいろ調べてくれてたΣ( ̄□ ̄;)!


まっさか皆さんがこんなに心配してくれてるなんて思ってもいなかった。

私は私でおばちゃんたちのグチ?も参考になって、ネタをもらってた(*^m^)

なるほどデイサービスだよなぁ、ってひらめいたりした。。。

そんなに「わかってもらおう」と思って話したわけじゃない。

事実は事実だし、コーラスの練習中にも緊急電話がかかってきたりするから、

実情を話しておいた方がいいと思ったから。



おばちゃんコーラスのTさん、仲間になりましたねぇ(  ̄ - ̄)

今後もよろしくm(__)m

こういうひとがいると、ホントに助かります。




今日はケアマネさんがやってきて、いい感じの感触だったらしいけど、

そのへんは明日、ばっちゃんから報告あるかな?



こういう状態での、今の目標は。

じっちゃんをショートステイに行かせること。

その前段階として、デイサービスに行かせること。


ずっとじっちゃんといたら、ばっちゃんは壊れますね。

いまでも、もう、うつの症状が出かかっているし、それをふっ飛ばしたいからか、

やたら仕事している(@_@;)

よくあの状態と環境で、うちの分までおかず作れるなぁと(  ̄ - ̄)



医者も、共倒れにならないよう、相当配慮してくれている。

あとは、ケアマネの判定待ち。


さぁどうなるか?


「介護」のテーマを追加しました。

今日がスタート、こういうじっちゃんが今後どうなるのか。

ばっちゃんは安らぎの日が来るのか。

この記事を読んでくださる人の参考になれば・・・と思い、事実を書き続けようかと思います。

自分の吐き出しにもなるしね。



けっこうきついことも書くかもしれないけど、事実は事実。

実の父をバカにしているわけでもなければ、個人情報を漏らしているわけでもない。

でも正直、これは戦争。

親孝行だとか、きれいごとではひとくくりにできない世界。

誰にでもある心の奥底を、赤裸々に語るかもしれないけど。


これが、私が「自分だけで抱え込まない」ひとつの方法です。


今日の良かったことは・・・おばちゃんたちが予想以上に心配してくれていたこと、かな?