6月4日(土)2時から、横浜みなとみらい小ホールで、ジョイントコンサートがあります。
拡大してみてね。
皆さんにご案内します。
ご参加の場合は、メッセージかコメントにて♪
都心の桜も終わり、新緑の季節になりつつあるこの頃、お元気でお過ごしでしょうか?
余震がまだまだ続く中ではありますが、コンサートのご案内をお送りいたします。
所属する「コール・ミルヴォワ」の2年半ぶりのコンサートです。
ジョイントするのは、横浜の「宮谷コーラス」で、
同じ木村賀洋子先生に教えていただいています。
横浜みなとみらい小ホールの抽選に当たったのが1年前、
その後練習を続けてきましたが、3月11日に大震災が発生し、
「音楽をやっていていいのか?」「ホールの電気を使うことは理解が得られるか?」
その前に「メンバーの心が萎えてしまわないか?」
「そもそも、ピアニストは来ることができるのか?」さまざまな心配事が発生しました。
このコンサートのピアニスト(石川祐介先生)は、仙台在住で、被災者です。
避難所生活は免れたものの、家の中はめちゃくちゃ、東京へ来るための交通網はズタズタ・・・それでもピアニストの命であるピアノだけは生き残りました。
今は余震との戦いで、片づけても余震が来てまた崩れて片づけ・・・の繰り返しだそうです。
それでも開通した高速バスを使い、地震に負けず、来て下さることが決まりました。
ラストに歌う「もう一度 緑の風に」(作曲:渡辺和美先生)という曲は、
3年前の岩手宮城内陸地震の後につくられた曲です。
ご主人と息子さんが宮城県栗原市に農業研修に行っている間に被災し、
悲惨な現実を目の当たりにされ、その後の復興を願って作られた曲です。
この曲を演奏することは3月11日のずっと前から決まっていたことですが、
なんと! また地震が来てしまい、大きな意味を感じています。
私たちは大自然の前に無力な存在ではありますが、経済的復興・精神的復興に対しては、
微力ではあっても無力ではありません。
音楽が好きな人は音楽を通して喜びを感じます。
私たちは歌うことで元気になり、音楽の好きな皆さんとともに楽しみたい。
地震で重くなった心を、音楽で少しでも軽くしたい。
そのような思いから、困難を乗り越え、予定通りにコンサートを行うことといたしました。
このジョイントコンサートは、ただのおばちゃんコーラスの発表会ではありません。
ピアニストは仙台の被災者、メンバーの中には息子さんが被災者になってしまった方もいます。地震からの復興を願う曲も演奏し、被災地の支援も何かしらの形で行おうと思っています。
なおかつ・・・メンバーも高齢化し、このメンバーできちんとした演奏会ができるのは
最後になるかもしれません。私たちにとっては、大きな意味をもつ演奏会です。
この機会に、ぜひ横浜まで足をお運びください。木村先生のソプラノ・ソロもあります。
また、支援の形としてのお願いですが、「もう一度 緑の風に」のCDがあります。
歌は深川和美さん、ピアノはジャズピアニストの谷川賢作さん
(詩人・谷川俊太郎氏のご子息)で、1枚1000円です。演奏は当然素晴らしい!
(私たちは合唱での表現になるので、CDとは違った雰囲気になるかも)
売り上げは制作費を差し引き、全額復興支援に充てさせていただきますので、
コンサートチケットが無料の分、ご協力をお願いいたします。
もちろん、1000円以上、プライスレスの歌声をお届けしたいと思っております。
またご連絡差し上げます。もし時間がありましたらメッセージかコメントを
いただけたらと思います。
余震に気をつけ、今日の命を大切にお過ごしください。