震災後の子どもたちへ | 歌音

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風水キッチンで家族寄り添い、うれしい・楽しい・いい気分♪

娘は今日、地震で学校待機組になりました。

さあ帰ろうと思って、忘れものして教室に戻ったらグラグラ。


一番最初の学校からのメール「100人ほど待機しています」の中の一人になってました(  ̄ - ̄)



まぁね、耐震構造だし、先生は過保護なほど親切だし、学校にいるほうが安全だわよ。



学校は、安全が確認できないと帰さないわけです。

山手線と中央線の状況が確認できなかったから、最後までの居残りになりそうだな?と

思ったら、意外に早く電話が来ました。



動いてなくても、自力で乗り継いでいくから帰ります。




と言って出てきたらしい(*^m^)

最終下校は7時。娘が出たのは6時半くらい?



中学の時までは、すごーく安全圏での行動しかしなかったのに、ここにきて、

結構大胆になってきた(  ̄ - ̄)


なんだかんだで、肝っ玉でかいかもしれませんね。

あの地震の時も、泣きもしなければ叫びもしなかった。

驚いてはいたけど。



被災地の子どもたちはPTSDとかで大変かもしれない。

恐怖との戦いでしょうね。

東京、たかが震度4で驚くから、向こうでは・・・余震で震度6とか、何なんですかね?


被災地ではその恐怖とともに生きているけれど、いずれは。

大きなハードルを乗り越えた子は強いです。

若いうちの苦労は買ってでもさせよと。

・・・いまさら買う必要もないけれど、この時代に生きているだけで苦労だからね。



大人でさえ、超えるのが大変な震災というハードル。

これを超えた子は、強いです。

東北から、次の世代のリーダーが育ちますよ、きっと。

だって、みんな言ってる。


「人のために役に立つ仕事をしたい」って。



すごく明確な目標。

あとは、その手段だけ考えればいいだけ。

得意なことを探せばいいだけ。


東京の子もそういうことを言うかもしれないけど、心に刻まれた深さが違います。

心の傷も深いけれど、将来を見る目も深いと思う。


戦争を乗り越えたジジババは強いじゃないですか?

「もののない戦後を超えてきたからこのくらい平気」

「小麦粉はストックしてあるから、いざとなったらすいとんを作ればいい」

昭和ひとけた、強いですよ?



震災を超えてきたから、このくらい平気。という子どもたちがたくさん現れることを

願うばかりです。

いや、絶対、そうなります。



うちの娘でさえも、ご飯に文句は言わなくなりました。

方向音痴だけど、自分で帰るルートを探そうとし始めた。

確実に強くなってます。


だから、被災地の子どもたちも、夢をあきらめなければ、叶う日は想定外に

近いと思いますよ?

震災で、それだけの力をつけてるから。


我慢力。

恐怖を克服する力。

周囲と協調する力。

へこたれない力。


東北からたぶん、いい人材が出てきますよ、きっと。


進む方向性・・・自分の夢だけは忘れないで、座標軸をそこに合わせて

生活してね。

必ず、叶います。

その時のために、今がある。


この時代を生きていくすべての子どもたちへ。