伊勢はすごい! | 歌音

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風水キッチンで家族寄り添い、うれしい・楽しい・いい気分♪

神宮に行って感じたのは、すべてにおいて桁が違うことでした。
式年遷宮にかかる費用は550億円。
お供えに使われるアワビは年間600kg。
毎朝毎夕、完全自給自足で神様への食事作り。
それも、マッチは使わず、縄文時代のような火起こしで。
水は水道は使わず、井戸水で。

穢れのないもの・・・というとそうなるんでしょうね。


20年ごとに550億円ものお金を使って、それを無駄と感じないのは・・・
そこに、祈られている実感があるからでしょうね。

神宮・・・正宮では、「神恩感謝」ありがとうございます、だけがそこにあります。
この世のお願いは、荒御魂(あらみたま)・・・別の社でお願いします。
キリスト教の主の祈りなら、
「天にまします」から「みこころの天になるごとく地にもなさせたまえ」までが正宮。
それから先は荒御魂。
正宮には、「ハレルヤ」だけがありました。
そんな神社ってなかなかありません。というか初めて行きました。
そんなところから、ユダヤへのつながりを再認識しました。

神職さんたちの精誠も半端じゃありません。
祈ることは世界と国のこと。国家安泰。
この人たちがいてくれるから、いまここにあるのだという気がしました。

祈られているって気持ちがいいですね。
自分のために縄文時代の火起こしなんてしたくないですよ。
国のためだからこそ、きついこともできるわけです。
本気で、損得勘定なく、人のために、国のために、世界のために
祈ったことがあるのか?と言われれば、自信ないですね。
それをやってくれているわけです。
それだけをするところが、伊勢。


日本人はなぜ、無宗教を標榜するのに伊勢を目指すのか?
日本人のDNAに、そういうことをしたいDNAが眠っているんじゃないかな?
日本人のDNAに、神様を讃えたいハレルヤ的要素が眠っているのでは?

人々が伊勢を目指す限り、日本人に望みはありますね。
伊勢に行かなくなったらアウト。。。


私はなぜか、合唱でやっている歌と生活がリンクします。
まさに今回は、Die Nacht ist vergangenでした。
Alles was Odem hatでした。
ホントに、歌えるものなら歌いたかった。
練習中なのであやしくて無理だけど(*^m^)
言葉の羅列の祈りよりも、「讃歌」のほうが魂が入ります。

なんともいえない「包まれ感」を感じた伊勢でした。