もうすぐクリスマスですね
しばらく前になってしまいますが
今年も何校かの
合唱コンクールを
聴かせていただきました
審査員で行くと
もちろん審査しなければならないのですが
どのクラスも熱くて熱くて
全クラス1位
と言いたくなります
さて
合唱コンクールでは
コンクール審査だけお願いされる場合と
数週間前の事前指導と
コンクール審査の
計2日お願いされる場合があります
たまたま合唱部の先生が
音楽授業担当の先生だったら
それはラッキーなパターンだと思いますが
音楽の先生が皆さん
声の出し方の指導の
プロフェッショナルか?
というと
残念ながらそうではありません
私はヴォイストレーナーもしていますが
声を変える指導の方向には
大きく2つあります
一つは
時間をかけて根本から
しっかり作っていく方法
肌でいうと
肌質改善から
丁寧に取り組んでいくパターン
そしてもう一つは
うまくそれっぽく聴こえるように
短時間で整えてあげる方法
肌でいうと
多少ボロボロでも
お化粧でごまかして
少しでも美しく見せるパターン
普段の声楽のレッスンでは
私は基本的には1つ目しかやりません
でも合唱コンクールは
言ってみれば 言葉は悪いですが
歌に関してド素人の集まりが
超短期間で難曲に挑むわけです
それを全員肌質改善していたら
時間が足りないのは一目瞭然
お肌の状態は一人一人違うので
それを改善するには
膨大な時間と労力を要しますよね
決まった期間で
少しでも仕上げたいのですから!!
合唱コンクールでは
残念ながら
うまくそれっぽく聴こえるように
短時間で整えてあげる方法しか
当てはまらないと思っています
でも燃える行事!
この方法が悪い訳ではなく
合唱コンクールにはピッタリなのです
ただし指導テクニックが必要なのも事実
それを教えてあげたい
だから私は
「事前指導にも是非伺いたいです!」
とお話しています
10分で変わるポイントもありますし
30秒で変わるポイントだって存在します
大袈裟ではありません
母音が浅い歌と
母音が深い歌
どちらがうまく聞こえますか
声部間のバランスは取れていますか
ダイナミクスは品良くではなく
大袈裟にとにかく大胆に
頭声(裏声)は出せていますか?
「出せない」とは言わせません
1〜2分指導時間があれば
たいていの人は出せるようになります
こういう即席で直せるポイントが
たくさんあるのです
合唱部が出場するようなコンクールでは
通用しないことが
校内クラス対抗の合唱コンクールでは
功を奏すことは多々あります
そこにトライせずに
合唱コンクール本番を迎えてしまうのは
とてももったいないですよね。。。
来年度の審査依頼も
受け付けていますので
このブログかホームページから
お問い合わせください
来年の合唱コンクールも
盛り上がっていきましょう