朝から暑い日…
夏の花と涼し気な花器に癒やされます
今日は久しぶりに宗次ホールへ
行ってきました
大学時代
と〜〜ってもお世話になった
先輩の歌を聴きに

奇跡的に私から舞台へ続く
ゴールデンラインが

ストレスなく舞台が見えました
素晴らしすぎて
贅沢すぎる音のシャワーです
本当に懐かしく
会うのは実に20年以上振り

舞台に登場して じーん

歌声を聴いて じわー

バリトンの初鹿野先輩の声は
1曲目のシュトラウスで感動

vocaleのポジションがとにかくブレない!
これはすごいことです
時折スピント的な響きもあって
心地よくて良い意味でとても驚きました
ソプラノの裕子さん

大学時代の憧れの先輩です
メサイアの裕子さんのRejoiceが
本当に素晴らしくて

「どうやったら転がるんですか?」と
無謀な質問をよくしました🤣
裕子さんの声とテクニックは
みんなの憧れでした
私的にもとってもお世話になりました
今日はとても豊かな奥行きのある声で
それでいて
あの頃の高音の輝きはもちろん健在
高音の弱音のテクニックが
とにかくスゴかったのです

まさに私の目指しているテクニックで
圧倒的な横隔膜の支えが
とても勉強になりました
あれだけ支えているから
難しい跳躍が感動的に表現できるんですね
何度ため息が出たことか

そしてメッツォの小泉さん
驚きの声でした

小柄でいらっしゃるのに声量があって
響きがビンビン前に飛んでいました
私の声帯と何がどう違うんだろう

明らかにポジション作りに
集中されている発声だと感じました
いや〜感激

やっぱり生に勝るものはありません
3人ともとてもお上手で
音楽の作り方もとても勉強になりました
共通していたのは
響きのポジションが絶対落ちないこと
高音だろうと低音だろうと
それが守られていました
ピアニストの朴さんは
完璧すぎる音楽で
MCもとても聴きやすく
演奏会の企画も素晴らしいと思いました
いいなぁシュトラウス





帰りはずーっとシュトラウスの歌曲が
脳内を占領していたので
持ち歩いているドボルザークの楽譜は
今日は行きだけの出番…
帰りは封印して
シュトラウスの余韻に浸って帰りました