長くても私の寿命はせいぜい10年から15年。
あなたと離れてることでどれほど心が痛むか。
どうかそのことは肝に銘じていて。
私をあなたのものにするその前に。
時間を下さい。あなたが私にしてほしいこと、私が分かるまでのその時間を。
どうか私を信じて。それだけで何よりなんだから。
そんなに長い間叱ったり、悪いことしたって閉じ込めたりしないで。
あなたには仕事も、楽しみも、友達だっているじゃない。
私には、あなただけしか、いないんだから。
時々話しかけて。
あなたが言う言葉の意味はわからないけど、
あなたが私に話しかけてくれるそのことは、私にも分かるから。
気にかけてね。あなたが私にどんな風に私に接してくれているかを。
そのことずっと、絶対に、忘れることはないから。
私のこと叩く前に思い出して!
あなたの手の骨を簡単に砕けるくらいの牙を私が持ってること。
でもね。
そんなこと絶対にしないっていうことも。
頑固になっちゃったなぁとか、聞き分けがなくなったとか、怠け者になっちゃったって叱る前に。
何か私によくないことが起ってないか、立ち止まって考えてくれると嬉しい。
年相応の食べ物、食べてないかも知れない。
散歩で長い間日に当たってへばってるかも知れない。
私の心臓、年老いて弱ってるかも知れない。
歳をとっても、私の世話をよろしくね。
だってさ、あなただって、歳をとるんだもの。
最後のその時になって、こんなことは言わないでほしいな。
-だめ、とてもじゃないけど見てられない
-私がいないときにいってしまえばいい
あなたがそこにいれば、どんなことだって私には安らかなんだから。
忘れないで。愛してる。
一番最後まで私と一緒に暮してくれた次女が亡くなったのが1年前の今日です。
犬の十戒をモチーフにして写真を加工して、命日にあげることを決めていました。
最後のフレーズだけは、
最後の最後を看取ることができなかったこのフレーズを
私は次女に約束できなかったこと、そのことがとても心残りです。
あのとき仕事を休んででも私は次女の最後を看取るべきだった。
長女は私の帰りを待ってくれた。
三女は私の腕の中で最後の時を迎えた。
でも次女は、もうおしまいの時間が来ることを感じながら
私が帰るまでは持ちこたえてくれるかもしれない、
そんな期待をかけながら家を後にしてしまった。
一番最後まで私と一緒にいてくれた次女に
一番最後の約束を私は、守ることができなかった。
長女と三女の時はしませんでしたが、
次女には犬の十戒の意訳をつけて
記事にします。














