風に揺れてたスカーフが

君の横顔縁取って

伸ばした指を包む夜

二人で歩くこの街で

明日の朝陽を見上げたら

バターが香るトーストを

焼いてあげるよ 君のため

 

 

鏡に映した刻印が

あなたの証と涙ぐむ

風のいたずら秘め事を

二人で佇むこの街で

露わになろうと流されて

熱いスープをそれだけを

飲ませてあげる 風の夜

 

 

そんな原宿 今はもう

緩く気怠く彷徨って

雨にけぶって あなたが翳む

二人で纏う 歌衣

合わせる声が一つになって

永遠に永遠にと 木霊して

二つの心が繋がれる