風に揺れてたスカーフが

君の横顔縁取って

伸ばした指を包む夜

二人で歩くこの街で

明日の朝陽を見上げたら

バターが香るトーストを

焼いてあげるよ 君のため

 

 

鏡に映した刻印が

あなたの証と涙ぐむ

風のいたずら秘め事を

二人で佇むこの街で

露わになろうと流されて

熱いスープをそれだけを

飲ませてあげる 風の夜