風は、人魂

 

義理で心ならずも 哀切の惜別

 

暗闇の中 遠い町の灯をぼんやり見ている その灯が滲んで あの人を信じているけど騒ぐ胸

 

あの窓を見上げる あの人を思って  もうノックできないけれど

 

あなた色フィルターがかかった  あたしの日々

 

薄情な奴  俺の手を振り切るようにステップを踏んで離れた  踊れないって?

 

会えない?  嫌、嫌、、 何時も傍にいたいの

 

何処までもアイシテ   それが苦しいの あたしを自由にして   ・・去ったあなたが  今は慕わしい

 

顔をうずめたまま眠ってしまった  目を覚ますとあなたは 呆れたような顔をして 優しく微笑んだ

 

降り注ぐ光  飛び回る音符  笛が鳴る  あの人を追う   輝く笑顔  応える熱いキス