愛して愛して命かけて愛してた
なのにあの人は友を愛し続けたわ
アタシの気持ちにきづかず愛する人の友人として対してた
そしてアタシと来たら彼の信愛に気づくことなく邪険なふるまい
彼が傷つき去って行って初めて真実の愛を理解した
でも仕方ないわ
アタシは「愛」という蜃気楼に心を盗まれていたの
その時は何も本質が見えなくて ただただ「愛する」そのことが大事だったのよ
譬えバトラーが代えがたい人であっても アタシには「愛する時期」が必要だったの
それが若い特権だし「愛」に値段は付けたくなかったの