ひとつの別れあたしを呼んでるメールの知らせ 開けたくないのわかってるから 白々と空が夜の帳を脱ぐ頃に プツンと切れた赤い糸 繫ぎ止めよと伸ばした指に 逃げる急ぎの遊び糸 まどろむとろとろ暁烏 メールはそのまま 別れ屑