あたしは小学生 容姿に自信のない、競争が大嫌いな小学生 でも世間の注目を浴びている 手術を受けて意識が覚醒したとき 病院中がざわついたの 教授が飛んでくる、え?学長さんまで! 家族という人たちの涙に囲まれた。。 世界で最初の脳移植成功例なの。 ・・あたしは118歳 最期の時が来た

 

最期は来なかったらしい 何やら社会に貢献することになったあたしは 自分の意志で「継続」を選んだ 家に帰るとちょっとゲームしてみる 相変わらず芯の物語は変わってないが見栄えする展開。 目も指も流石10歳はキレがいい IQは以前のままなのでそんなに鋭い見方は出来ない ただ経験値は多い

 

 

有難かったのは「女」⇒「女」の移植だったこと。 困るのは曾孫世代の親との会話が成立し難い事 こっちはお宅らのすることが透けて見えるんだ・・ でも生き返った娘への愛情を無碍に扱えない そこは忖度しないとね♪ もう一度愛情たっぷりの「子供」を経験するのも嬉しい 脳細胞は老化しない?

 

こんにちは教授 どうだね?痛むとこはないかい?気分は? ありません、変わらないですよ これまた孫世代の彼に答える 彼は今や時代の寵児世界中の視線を集めている つまりあたしも・・ 一歩家を出ると護衛がつきカメラが追いかけ 交通整理の警官もいる 所謂・・凄い!んだ 世界の貴重品になった

 

世間が飽きて少し注目されなくなってあたしはJKに。 街で出会った男の子、カッコイイ 追いかけていこう♪ 熱っぽい自分と冷めてる頭脳 掻き立てないと思いが沸き立っていかない? まぁ135歳だからこんなものかも? 脳年齢との差にギャップ女子w 脳は老化しないの?

 

みずみずしい肌、きらめく瞳、豊かなサラサラの髪 若いってこうだった♪ 教授に感謝のハグ 実は僕も移植しようと思ってる ビジネスになろうとしている脳移植 教授からの告白 移植候補は居る 脳移植同士のカップル センセーショナルすぎるだろう 移植される側の 精神的受け入れ態勢は?

 

 

脳移植同士のカップルは誕生しなかった 教授の手術は成功したが拒絶反応が起こった 原因は不明だ 女性の移植は成功して仲間が増えている 男性には成功例がない 医学会が頑張ってるがそのうち脳移植はなされなくなるかもしれない、所詮男性主導社会だ そしてまた数年が経ち、あたしは忘れられた

 

 

静かな生活を手に入れ健康な体、そして愛してくれる両親も元気だ。幸せ♪ 前の体が病弱だっただけにスポーツも楽しめる日々が新鮮だ。 今は、この体を与えてくれた両親に親孝行をするのが目標。 孫を望まれてしまった、当然かな? 今なら産める、あたしも欲しい そして、女の子を授かった

 

結婚は望まなかった、ただ煩わしいだけ。 今は理想的な平穏な家庭になった。女の子が二人とても可愛い。 双子に恵まれた。両親に恩返しができた。 ふたりの娘は元気にすくすくと育っていった あたしは還暦になった。 どうしよう? もっと長生きしてみようか? 手術代を稼がなきゃw