私のブログは2月から3月にかけてアクセス数が伸びます。

書き残しておこうと思うことはほとんど書いてしまったので、

いまはほとんど更新していないのですが、

毎年そのアクセス数の伸びを見て数年前の自分を思い出し、

胸が痛みます。

有益なことは何も発信できませんが、

浪人生のおこさまを持つ保護者の皆様の気持ちに寄り添うことは

できると思います。

 

うちは二浪もしてますから笑い泣き

 

 

息子の浪人は私にとって人生最大の難関でした。

自分自身の人生は平凡で、特に荒波に揉まれることもなく、

特に恵まれてもいないけれども、

絶望してしまうほどの不幸もありませんでした。

 

男の子という未知の生き物を育てながら、

私のその平凡な人生もとても楽しいものだったのです。

大学受験を経験するまでは…。

 

私は息子にたくさんのことを経験させて

豊かな人生を歩んでほしいと願っていました。

それは平凡な生き方しかできなかった

私の夢だったのかもしれません。

 

たくさんの習い事をさせて、

幼い頃からたくさん勉強もさせました。

息子は好奇心旺盛でなんでもやりたがり、

どんなことも良くできました。

物覚えも良くて、

勉強面で苦労したことはほとんどなかったと思います。

高校三年生の夏前まで、

息子の成績に不安を感じたことはほとんどなかったのです。

受験もなんとかなるだろうと。

浪人することになっても一浪すればなんとかなるだろうと。

 

失敗した原因は、

息子の心の病に気づくことができなかったから。

気づいてクリニックに通うようになっても、

普段の(模試の)成績さえ良ければ

大学受験なんて乗り越えられるはず

と軽く考えてしまったこと。

大学受験で大切なのは本人の心と体の健康を保つことです。

 

いまは新型コロナウイルスの影響で、

塾や予備校も休校になっているかもしれません。

外出するのも怖いかもしれませんが、

心の健康を保つために一日一回は外の空気を吸うように

できれば20分ほど散歩するように、

受験生に勧めてみてくださいね。

高校時代は週に一度あった体育の授業が、

受験生の健康のために

どんなに重要な時間だったかということを、

浪人生になって初めて実感するそうです。

 

我が家の息子が志望校に合格するために

いちばん大切だったと思うことは、

『毎日の散歩』だったんですよ滝汗

信じられないかもしれないですけれどね(笑)