息子が高校生の頃、
文系か理系か選択しなくてはいけないという時、
迷わず理系を選んだのには少し不安を感じました。
得意科目は
全部文系でしたので。
いま思えば文系だったら、
大学受験でこんなに苦労しなかっただろうなあと。
でも良いほうに考えれば、文系科目が得意だったからこそ、
センターで高得点が取れて国立大学へ進学できたとも思うので、
文系科目が得意だったことも無駄ではなかったと思います。
数学に不安がある理系志望というのは
一番苦労すると思いますが、
それでも本人が理系が好きであれば、
なんとかなると思いますし、
なによりも大学に入ってから本当に楽しそうなので、
苦労しても理系に進学させて良かったなと思います。
文系科目が得意というのは、
親がどちらも文系なので、
そのような環境で育った影響もあると思います。
幼児期から小学校低学年の頃まで
毎晩寝る前の絵本の読み聞かせは私が続けていましたし、
食卓やどこかに出かける車の中で言葉遊びのようなことも
父親がよくしていました。
日本の歴史が学べるような所に旅行に行って、
教科書に出てくるような寺院や建物を実際に見学したこともありました。文系の親が考えられる、子どもの教育に良さそうなことは
一生懸命したつもりでしたが、
これが理系の親だったら数字で遊ぶ?とか、
一緒に実験で遊ぶとか、
理系の能力を伸す育て方ができたのでしょうか?
せめて『そろばん』くらいは習わせておけば良かったなと思います。田舎だから、近くに習う教室がなかったのです。
あ、息子の名誉のために言っておきますが、
計算は遅くはないです。小学生くらいの頃は早かったです。
無いのは数学的なセンスなのでしょうか。よくわかりませんが。
それを身につけさせるためには、
どのように子育てすれば良かったのかなと、ときどき思います。
息子は私から見ると、
理系男子そのものだと思います。
たぶんテレビに出ているようなアイドルとか全然知らないし、
(そもそもテレビを持ってないし見ないし)
それよりなんだかわからないような機械をいじってるほうが好き
みたいな感じ。
子どもの時から○○レンジャーごっこより、
ひとりで黙々とプラレールで複雑な線路を作る方が好き、
みたいだったので、理系文系は育て方に関係なく、
子どもの持って生まれた性格によるものなのでしょうか~