受験生の話を聞いていて、気づいたことをご紹介します。
模試についてのご相談です。
「全統医進模試を受けるかどうか迷ってます」
「駿台全国模試は受けなくていいんですかね!?」
こうした場合、ひとつの目安は標準的な記述模試で偏差値70以上あるのかです。
まだ、達していないのなら、旧帝大を目指していようが難関模試を受けてはいけません。怪我をするだけです。
これは、私の周りの医大生なら口を揃えていうことです。時間とお金を捨てているようなものです。
例えば、『医学部受験に強くなるマル秘テクニック』(エール出版社)をお持ちであれば、63頁をご覧ください。
1浪後、防衛医大、慈恵に正規合格された先輩が、現役で失敗した理由をどう解釈されていますか?皆さんは、こうした体験をご自身に活かし、同じ過ちはしないようにしましょう。
今くらいの時期から、受験生であっても模試の成績に変化が生じ始めます。伸びる受験生は、1学期から夏にかけて、基礎~標準問題を徹底してやってきた者です。
それらのインプットがあって、標準的な模試で偏差値70を超え、秋以降、応用力を養い、志望校によっては難関模試、大学別模試などに臨む、という流れです。
記事終記
不思議なもので、同じような質問が同じ時期に、環境も同じような人から届いたりします。
もちろん、住んでいるところや志望校は異なるのですが、だんだんこちらは混乱してきます(笑)
「あれ?さっきも同じこと話したよな??」
みたいなことが、いくつかの質問事項で交錯しています。