5年前の今日のサトラジの

文字起こしをしています。

 

スタジオトーク、最終日です。

 

*********

青字:智くん

黒字:栗原さん

濃い青字:ふたり

 

おはようございます。

嵐の大野智です。

今週は特別企画、カモン。


大ちゃんと、栗ちゃんのぉ〜の

スタジオトーク!

 

よっ!

イェイイェイ

さぁ、と言うことで、今日最後っすよ。

いや〜、そうなんですよ。

 

え、そこで、え〜、私が大野智さんと14年半、関わらして頂いて、

はい。

最後にする質問は、

あえて、困ると承知の上で、

ふっふっふっふっふ

この質問をさせて頂きます。

何すかぁ〜?

 

大野智の、夢を聞かせてください。

えへへへへ

困るわぁ〜。

 

ははははは。やっぱり。

ははははは

 

ないわ〜。

あはははは

 

これは私、今日絞り出しますからね。

ふふ

 

ゆめ〜?

はい。

まぁでもねぇ、何でしょうかねぇ。

いや、

もうぶっちゃけ、正直あの〜

今が夢みたいな感じなんですよ、

ずーっと。

あの〜、

興味深い答えですねぇ・・・

10周年・・時に思いましたね。

 

ああ、嵐の

 

嵐の10周年の時に、いろんな方々に、

こう祝って頂いて・・

そ、そん時・・は、やっぱりホント

もちろん幸せ・・ですけど、

地に足着いてない感じあったんですよ。

10周年から。

 

それが、それで10周・・

11年、12年、13年と

ずーっと地に足着いてない感じ、

ずーっとして

正直、いまだにそう

 

ええ?〜

 

だから、正直、あの、

車乗ってて、

あの〜街中であの〜自分の看板とか見ると、

びっくりするの。

 

ふふ ふっふっふっふっふ

 

何であんの?こんなデカく・・みたいな

状況とかがずっと続いてる感じ。

 

えっと、普通、看板を見た時に、

別に模範解答いうわけじゃないですけど、

はい。

あっ、こんなおっきい看板を

出してくれてるんだから、

「よし、また頑張ろう!」みたいな。

或いは、

「この看板の期待に応えなきゃ」みたいな。

そう思う人もいっぱいいますよね。

はい。

いや、あの〜恥ずかしいが

先に勝っちゃいます。

 

あっはっはっはっは

 

一回タクシー乗って、

信号待ちんとこで、

パッと横見たら、

目の前に自分の看板があった時あって、

もう、顔かしくたらからね。

 

あっはっはっはっはっは

んふふふふ

へぇ〜〜〜〜。

 

じゃ、例えば、このね、

ガラスの向こうにこう、

スタッフの方が、

マネージャーさんの立場だったり

レコード会社の方だっり、

何人もこう付いて歩いてくれますよね?

はい。

これも夢みたいですか?

 

まぁ、だから、そう。

あの〜、人数もこうやってね、

たくさん増えたり・・

なんか実感ないんすよね。

その〜、あんまり。

 

あの〜、さすが大野くんだと思いました。

あの〜こういう答え、

返ってくるだろうって思いましたし、

んふふ

私も僭越ながら、

このコーナーが始まった2002年から

ずーっと大野くんと触れ合ってるつもりなので、

はい。

あの期待通りの答えです。

 

じゃ質問の観点、変えていいですか?

まだいうんですか?

んふふふふ

デビューした時も・・

んふふふ

 

今日、最後ですから。

はい、ふふふふ

14年分、

ふふふふふ

14年分・・

今日ぐらい我慢してくださいよ。

あははははは

はい(笑)、わかりました。

お願い(笑)

 

あのデビューした時に、

はい。

何で俺、嵐になったかわかんないって

大ちゃんらしい答えを

やっぱ当時からされてたんですね。

ん。ふふ。はい。

ふっふっふ

 

デビュー当時?

はい。

で、大野智はなぜ嵐になったと

今、思いますか?

 

えへへへ

超むずいな。

 

運命的な解釈を聞いみたいんですけど。

 

いや、これ、超わかんないっすよ。

ふっ

 

いや、本気でわかんないですもん。

えっ?って感じで。

嵐になっちゃいけないようなヤツ・・

だと思ってますからね。

その、自覚っていうか・・ん・・

昔なんか何にもなかったし。

 

だけど、あの、踊りの才能、歌唱力?

え〜

 

まぁ、でもね。あの、ほ・・

感謝してます。でも。

 

え?

 

この、世界にこう、

正直なんだかわかんないけど、

ポッと入った感じはするんですけど、

その中で、まぁ、ホント好きなことは

すごいやらしてもらいましたね。やっぱ。

 

やっぱ僕、もともと絵が好きだったから、

個展ていう形でね、

あの〜やらしてもらったり・・。

 

ま、この世界に入って

踊りに興味持ったから、

踊りはずっと好きで、

やっぱライブとかやらしてもらったり、

って言う意味では、

すごい、感謝しかないですね。

あの、単純に。

うん。

 

へぇ〜〜。

やっぱりあれですね。

あの誰かが、誰かがと言うか周りの人が

大野智という存在を

見逃さなかったんですね。

きっとね。

 

釣り・・釣りでいうと

すごい、いい魚だったんですよ、きっと。

 

僕が・・。

はい。

はっはっはっはっは

ごめんなさいね、そんな言い方して。

はっはっはっはっは

 

それを・・みんな狙ってたんでしょうね。

う〜、ふっふ

で、知らなかったのは

悠々と泳いでた自分だけだった。

 

自分だけだった。

ええ。

 

そこに

かぶりついたわけですね?僕は。

ふっふ

 

それか、

それか?

引っかかったか!

 

引っかかった。

ははははは

 

それはきっと社長さんとかが、

そうですね。

口に引っかかってなかったんですよね。

ふっふ

はっはっはっは

 

あげたら、

ヒレとかに引っかかってたパターンすね。

 

すごい高価な、鯛とかね、ええ。

あれだったんだと思います。

ええ。

 

いや、もう終わっちゃいますよ、

栗原さん。

 

はい。

いや〜ほんとにね。

 

いや、栗原さん、知ってます?

前なんか、

横浜のバーとか行こうって言って

まだ実現してないですからね。

 

いや〜嬉しいです。

してないですけど、

してない。

 

それ、覚えていて頂いて、

じゃぁ、

それが夢

ゆめ〜?

ですよ。

や〜嬉しいなぁ。

 

いつ、叶えるんすか?

 

是非!ご案内をさせてください。

 

ふっはっは

ホントっすか?

 

ホントです。

十何年いい続けてます、これ。

ホントに、もう、一級品のバーを

ええ

ご案内させて頂きたいと思います。

ふはははは

ホントにありがとうございました。

いや〜ホント、ありがとうございました。

 

以上、大野智でした。

 

*******

 

<DJ栗原さんのアフタートーク>

 

はい。

いや〜、なんか・・まだ来週あと4回、フライデー入れたら5回ありますけども・・・・・・・。

一回ここで締めくくりのような気分で私はいました。

あの〜今のインタビューを私も今、改めて聞かせて、ふた・・二つだけ言わせてください。

一つは、私は大野くんの夢を聞いたんです。夢って普通、この先これがしたい、こんな風になりたいっていうのが夢。

だけど、大野くんは今が夢みたいだ、それがいまが現実じゃないみたいなとこにいるっていう、夢っていう言葉の使い方をしていた・・このいい意味でも、ずーっとこの噛み合わなかった感じっていうのが、すごくなんか、今となってはありがたいです。

えー、だからこそ、このコーナーが、ま、なんか言い方、言葉、変だけど、持った・・かもしれ・・かな〜って言えるかなと思いますし、もう一つ、大野くんが、十何年間、バーに連れてってくれって言って頂いたことはほんとに感謝しますが、十何年前と同じ返しをします。誘ったらほんとに来てくれるんですか?

という、以上、このコーナーでした。

いや、来週、また楽しみにさせて頂きたいと思います。大野さん、ありがとうございます。

 

*******

 

栗原さん、わかっていらっしゃる。

DJとして聞かねばならないことをちゃんと聞く中で、栗原さんの愛と配慮も感じるトークなのではないでしょうか。

 

この「夢」の解釈が噛み合わないところに智くんの決意を感じます。話をずらすというか……。この時は、将来の夢を公には語れなかった智くんなのだと捉えました。


この日はあまりに大きなものを内包した質問なので、私はいまだに考えてしまい頭の中ぐるぐるします。いつか書けたらとは思っていますが。



 

 

本日もつたないひとりごとにお付き合いくださり

ありがとうございました。

智くんと嵐さんと皆様が今日も笑顔でありますように!

 


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