こんにちは。チアリーディング部4年の上田萌未です。
自分が引退ブログを書いているなんて、本当に4年間あっという間だなと時間の経過の速さに驚くと同時に、卒団まで残りの時間があと僅かということに寂しさを感じてやみません。

さて、この4年間を少しばかり自分自身の思い出と共に振り返りたいと思います。

私は中高時代、文化部に入っていたので大学では体を動かす運動部に入ってみたいという思いで部活動を探しました。そのような時にインスタグラムに載っていた動画でキラキラしている先輩方のパワフルな演技を目にし、とても魅力を感じてチアリーディング部の体験練習に足を運びました。またチアリーディングだけでなく、EAGLESは応援団で三部一体となって体育会各部の応援にも行けることを知り、応援団に入団したいと思いました。
中高合唱部の同期は私がチアリーディング部に入ったことにとても驚いていたのを今でも覚えています笑
入ってみると運動神経が破滅的に悪い私は最初の頃は怪我も多く、思うようにいかないこともあって落ち込んだり、悔しいこともたくさんありました。
それでも4年間続けてこれたのは、多くの方の支えで乗り越えられたこと、同期と切磋琢磨し、仲間が頑張って練習に励んでいる姿に元気づけられたこと、そしてキラキラ輝いている先輩方の姿に憧れ、4年後の引退のときには私も先輩方のようになりたい、私もあの輪の中でキラキラ輝きたいという一心から、部活を続けてきました。
途中で挫けそうになった時は何度もありましたが、それでもチアが好きで応援団が好きで続けてきた甲斐があって、私なりに精一杯努力したからこそ4年間で数えきれない程の素敵な思い出が残りました。

その中で強く心に残っているものが4つあります。
一つ目は体育会部活動さんの応援です。
どの部活動さんの応援に伺っても、スピード感溢れる白熱した試合を間近で見ることができ、応援団の団員として全力で応援できたこと、選手を後押しする楽しさを知りました。



観客の皆さんも一緒に盛り上がって下さり、この雰囲気の中での一体感がたまらなく嬉しく、喜びをより一層感じることができました。
また、コロナ禍を受けて3年ぶりに開催された上南戦で、私は上南係として団員をまとめる立場にあり、分からないことも多く辛かった期間でしたが、先輩方や上南戦実行委員のみれいに助けられ、上南戦を無事に迎え南山大学さんで応援ができた時は安堵と感動でいっぱいでした。



二つ目はソフィア祭です。
一つの演技を作り上げるために、何ヶ月も前から練習し、ソフィア祭当日までほぼ毎日チアの演技構成に取り組みます。さらに応援団で三部一体となるチャンスパターンメドレーなどの練習もあり、細部に渡って反省点を見つけ修正し、ミスのない完璧な演技ができるまで練習します。また、荒鷲の集いやチアの大会練習と並行して練習するため、毎日の練習で体力が極限にまで達します。それでも見てくださる観客の皆様に元気、勇気、笑顔の熱い演技をお届けできたときには何とも言えない達成感がありました。見てくださった方々の大きな拍手が今までの疲れを吹き飛ばし、応援団でよかったと思えるのがソフィア祭期間でした。



舞台の上に立った時の高揚感と秋構成のラストポーズで舞台上から見た景色は本当にきれいで、あの感動は一生忘れません。




三つ目は荒鷲の集いです。
コロナ禍による影響で無観客で行った荒鷲の集いは、今でも印象に残っています。今までオンライン練習が続いていた中で同期と対面で一年生演技をすることができて、とても嬉しかったです。
また、3年次には応援団の1年間の集大成である荒鷲の集いでミスに選んでいただき、ゆりかと2人で応援歌メドレーを踊ることができたのはとても感慨深い思い出です。




四つ目は大会に向けての練習です。
大会期間は新しい技をできるようになった嬉しさをたくさん味わえた一方で、チームのクオリティを高めるために技を切ることになった悔しさもあり、試行錯誤し苦労した期間でした。



しかしこの大会期間では、技術面でもメンタル面でもとても強くなったと思います。チームの先輩のように、自分が上級生になって後輩のみんなのフォローができていたか分かりませんが、この大会期間の思い出は私にとって大切なものになりました。
これまで出場した大会で全乗せすることができず毎年会場の青マットに悔いを残してきましたが、4年間で最後の大会で全乗せすることができたのが最大の思い出となりました。






最後にこの4年間、みんなの足を引っ張ることが多くて、ご迷惑をおかけすることが多かったと思います。特に大学3年生で準幹部の代に私がなったとき、うまく仕事が回せず迷惑をかけてばかりでそれが何よりも情けなく辛かったです。学業、部活、バイトで忙しい毎日を送り、苦しい瞬間もありましたが、それでも同期のみんな、先輩方、後輩のみんなに助けられながら多くのことを乗り越えることができました。言い尽くせないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
そして応援団で出会った絆が私にとってかけがえないものとなり、今では辛かったこと楽しかったこと含めて4年間で経験して得たもの全てが宝物となっています。



仲間たちと過ごした最高の時間に感謝し、この場をお借りしてお礼の言葉を伝えさせてください。

先輩方へ
たくさん練習に付き合ってくださり、的確なアドバイスでご指導くださり、いつも面倒を見ていただき本当にありがとうございました。先輩方と過ごした日々が懐かしく思われ、厳しくも温かい言葉が何より心に響き、それが私の基礎となってます。先輩方のおかげでここまでこれました。先輩方からいただいたご恩は一生忘れません。

後輩のみんなへ
自分の後輩への声かけに自信がなかった時も、後輩のみんなはどんなときも笑顔でついてきてくれて、応えてくれました。本当にありがとう。学年問わず一緒に練習できた時間がとても楽しかったです。そして優しくて愛らしく、仕事ができすぎる後輩たちにいつも助けられました。部活や団体で活動する厳しさを肌で感じていると思いますが、どんな時も自分を信じて、仲間を信じて4年間を駆け抜けてください。応援しています。



同期のみんなへ
自由人なみんなですが、同期全員が一丸になったときのパワーは半端なく強いと思っています。
とても優しくて温かいみんなが大好きです。自分に持っていないものを全て持っている同期一人一人が私の誇りでした。長い時間共に過ごし、多くのことを一緒に経験してきたみんな。いつも寄り添ってくれて、どんな時も支えてくれて今まで沢山ありがとう。同期のみんなといる時が最高に楽しくて居心地のいい場所でした。これからも末永くよろしくね!2023年12月8日、泣いても笑ってもみんなとの最後の舞台、荒鷲の集い。同期12人が一丸となって、最高の幹部演技で締めくくろう!





4年間を振り返れば目まぐるしい毎日でしたが、その分時間を大切にしようという意識が芽生えた応援団生活。本当に充実した毎日でした。

これからも応援団の皆さんのご活躍をお祈りしています。そして私に関わってくださった全ての方々に幸運がもたらされることを願っています。4年間ありがとうございました!

駄文ではありましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

チアリーディング部4年 上田萌未