つい先週まで、引退はまだ先の話だと思っていましたが、11/23に行われた校歌講習会及び荒鷲の集いを終え、いよいよ引退を実感するようになりました🍂
4年間、週4回の練習に加え、毎日の昼練に無心で参加し、ほとんど毎日を応援団に捧げてきました。
練習がなければ〇〇できるのに…と何度思ったことかわかりません。
ですが、そんな日々ももう片手で数えられるほどという事実に寂しい気持ちで一杯です🥲
改めて最後まで、1日1日を大切に過ごします。
今回は、応援団で過ごした私の4年間を振り返りました。
長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただけると幸いです☺️
私は理系の学部であり、学業が忙しいことは承知していたため、体育会、まして厳しい印象のある応援団に入るつもりは全くありませんでした。
しかし、フレッシュマンウィーク中に偶然EAGLESの演技を目にしたことがきっかけで応援団に入部することになりました。
初めて間近で見たチアリーディングの演技は、細部まで完璧に工夫された構成と、キラキラと笑顔輝く先輩方の眩しさに圧倒され、心が躍る気持ちになりました。
他のサークルも検討しましたが、EAGLESの演技だけはどうしても頭から離れませんでした。
これが私のやりたかったことだ!!
直感で、吸い込まれるように応援団への入団を決め、練習を心待ちにしていました✨
しかし、入部後すぐに与えられたのは、トップを支える役割のベースというポジションでした。
私は幼少期からバレエや器械体操を習っていたため、トップとして活躍したいと思っていました。
これまでに培った柔軟性や身体を動かす感覚を活かすことが出来ないことを悟り、とても悔しい気持ちでした。
毎日練習に行くこと自体が苦痛になり、他の同期よりも上達が遅れてしまいました。身体も心もボロボロで、こんなつもりではなかったのに...と毎日泣いてばかりで、一緒に帰宅する同期を困らせていました...🦒🙏
応援団を辞めるという選択肢は常に頭の中にありました。しかし、チアリーディングというチームスポーツは一人でも欠けると演技構成に支障をきたしてしまいます。そのため、個人の都合でやめるという選択はしませんでした。
7月頃、不安な気持ちの中、12月のチアリーディング大会に向けたトライアウトがありました。実は、私はこのトライアウト後がチームに支障をきたさずに辞める機会だと考えていました。
もしかしたら最後になるかもしれないこの日だけは全力を出してみようと思い、それまでに先輩方からいただいたアドバイスをまとめ、何度も見直しました。
トライアウト当日の運と、ほんのわずかの差ですが、私の予想より上のチームに入ることができました。
嬉しいよりも、驚きの気持ちでいっぱいでした。この日、上達の見込みのある部員として初めて認めてもらえた気持ちがしたことを今でも覚えています。
この日に、練習に向き合う姿勢を深く反省しました。
大会に向けたチーム練習が始まると、上手な先輩方に囲まれ、毎回新しい技に挑戦させてもらいました。できる技がどんどん増えていき、チアが楽しくて仕方がなくなりました👶🏻
私の初成功を心から喜んでくださる先輩方、同期とできる練習時間がとてもとても大好きでした。
私は1年生のときに出場した大会から、ベースに加え、新たにミドルという3層の中心になるポジションを担わせてもらうことになりました。
ミドルになってから特に、チームに貢献できる実感を得られるようになり、頭の中の大部分をチアが占めるほどのチア人間になりました💙(笑)
今振り返ると、このチームの練習を取り仕切っていた先輩方はとても大変だったと思います。ですが、表にはそんな気持ちを一切に出さず、成長の機会を作ってくださった先輩方には、とてもとても感謝しています☺️🤍
少し話は変わりますが、私のチアの好きな部分は、仲間・ライバルをも応援し合うところです。トライアウトも大会も、周りはライバルなはずなのに、お互いを全力で応援し合います。📣
チアリーディングはとても難しい競技で、どんなに練習をしても、完璧な状態というのは存在しないと思います。
ですが、完璧を追い求めてできる限りの練習をし、日頃の頑張りをお互いが知っているからこそ、本番で全員が力を発揮できることを願い、自然と応援してしまうような...
言葉でまとめることは難しいですが、とても奥深い競技で、そこが大好きです❤️
応援団を続けるにあたり、困難だったことは2つあります。
1つ目は、学業との両立です。
毎日早弁をして、昼練に向かう大学生はなかなかいないと思います。特に下級生の頃は、授業やテストが多く、時間が足りず両立が困難だと思ったことが何度もありました。ですが、忙しい中でも早起きをしたり、練習の合間を縫って頑張る仲間から刺激を受け、乗り越えることができました。
練習後の30分勉強するために同期と図書館に行っていた頃が懐かしいです🐻
2つ目は、チームをまとめることです。
上級生となってからは、部活動の運営を行う中で、団体の先頭に立つ難しさを痛感しました。
私は大学に入学するまで、リーダーを避けてきました。
しかし、キャプテンではなくても、応援団にいると、良くも悪くもイベントや練習を担当する機会がやってきます。
やらざるを得ない立場に立たされるからこそ、成長の場があるのだと思います。
私は昨年度の荒鷲の集い係を務めました。
心配性な私は、先の先までを想定し、一人で不安になっていました。ですが、一人でできることは限られていて、周りが見えなくなってしまった時も、声をかけてくれた仲間に救われました。
一つのイベントを企画し、練習スケジュールを立て、本番を成功に導くことの難しさ、どれだけ多くの人の協力が必要かを痛感しました。
私が思い描くリーダー像にはなれませんでしたが、自分らしいリーダー像を追い求めることができたと思います!🌟
応援団にいると、楽しいことだけではなく辛いことが沢山あります。何度も怒られて挫けそうになったこともあります。ですが、厳しさは優しさで、応援団にいたからこそ得られたことが多くあります。
また、私が応援団を続けることができたのは、紛れもなくチームスポーツだからです。チームだからこそ難しいことも沢山ありますが、楽しいことも辛いことも仲間と一緒なら乗り越え、さらなる高みを目指せることを学びました。
改めて、応援団・チアリーディングから得たものは私の人生の財産です。
後輩へ
私はみんなが頑張る姿を見て、私も頑張らないと、と何度も励まされました。最近も、キャンパス内で勉強している後輩の姿を見かけ、刺激を受けています。練習もプライベートも一生懸命に頑張る同期・後輩は自慢の存在です!👶🏻
応援団にいると楽しいことばかりではなく、困難なことが待ち受けているかもしれません。ですが、そういう時こそ、仲間を頼って乗り越えてほしいし、みんななら絶対に乗り越えられると思います。
引退しても、忘れないでね🫶笑
同期へ
4年間、家族よりも一緒にいた時間が長いと思います。
みんな違くて、みんな尊敬できる部分を持っています。
みんなからは多くの良い影響を受けました。
あの時EAGLESの演技を見て、応援団に入部して本当によかった!
みんなの存在こそが応援団で得られた宝物だよ💗
そして、12月3日、最後のチアリーディング大会を迎えます。
泣いても笑っても本当に最後。絶対に後悔のないよう、全力で挑みます!❤️🔥
拙い文章ですが、最後までご覧くださりありがとうございました!👶🏻
チアリーディング部4年 岡田愛梨