皆さんこんにちは!
本日は私にとって特に印象深かった応援団での思い出を3つ紹介して、引退ブログとしたいと思います🌸
【一年生の時の夏合宿】
これまでの思い出を振り返っても、特に印象に残っている思い出です。実は私は、1年生の頃の夏合宿の期間、何度も何度も、応援団を辞めたいと感じていました。ですがそれと同時に、応援やダンスの楽しさ、大好きな同期たちのかけがえのなさなど、大切なことに何度も気づかされました✨
1年生の頃の夏合宿では、早朝から夜中まで、大会練習と並行して応援練習、そして新しいチア構成にも取り組んでいました。部活の準備や後片付けといった日常の雑務はもちろんのこと、先輩方よりも技術が及ばない分、1年生にはより多くの練習が求められました。
入部してたった数ヶ月で迎えた夏合宿は、当時の私にとっては理不尽に思えるような出来事が沢山あり、その度に無力で下手くそな自分に嫌気が差して何度も辞めたいと思ったり、泣いたりしていました。ですが、いつも隣には頑張ろうと励まし合える同期がいて、未熟な私のことを根気強く支えてくださる当時の2年生がいました😌
同期がいるだけで私は強くなれましたし、同じような経験を既に乗り越えた上級生の技術に圧倒されるたびに、「絶対に私は折れない」と心に誓うことができました。
まさに息つく暇もない一週間、私は歯を食いしばって練習について行きました。乗り越えた先の自分はいつか先輩と同じように輝けるはずだ、という風に考えることで、自分を奮い立たせることができました。
応援団員として、チアリーダーとして、生半可な気持ちで練習に臨むことは許されませんでした。どんな時も全力を発揮して、チアリーダーに相応しい笑顔でいることで、初めて本物になれますし、本番の舞台で素晴らしい成果を出せます。私はあの夏合宿で本気を出したことで、応援団員やチアリーダーとしての矜恃を身につけることができたと思っています。同期や先輩方には感謝でいっぱいです🫂💗
きつい練習の日々、心身共に鍛えられ、応援やチアに対する情熱にも磨きがかかったと思います。苦しい反面、私が情熱を注げるものはこれだ、と気づかせてくれた夏合宿は私にとって本当に大切な思い出です。
【同期とのオフ】
これも私にとって印象深い思い出の1つです。同期とはほぼ毎日一緒に過ごしており、凄く濃い時間を共にしてきました。貴重なオフを使って出かけたり、お泊まり会やピクニックを楽しんだりするなど、これまで沢山の楽しい瞬間を共有しました☺️
それぞれ個性の強いメンバーが集まっているためか、彼女たちといる時間はいつも刺激と笑いに溢れています🌞
きつい練習の後にクタクタになった状態で、体育館横の自販機のドリンクで乾杯するささやかな時間もまた、私にとっては最高に幸せな瞬間です。
【大会練習】
最後に、去年のチアリーディングの大会練習について紹介したいと思います!
1年生の時はDチームでしたが、3年生の時にAチームに入ることができました。Aチームに入れたことはもちろん嬉しかったのですが、それと同時に、これまで感じたことのないプレッシャーや責任を感じるようになりました。
感染症の影響でEAGLESの活動が長期間停止してしまっていたこともあり、技術力が不足していました。ポストコロナ以前のEAGLESを引っ張ってきた歴代のAチームの実力と、自分の実力とのギャップに違和感を覚えていました。歴代のAチームがこなしていた難しい技や、クオリティの高い構成を思い出す度、また、本番までのカウントダウンが進む度、私は例えようのない不安を抱きました。
チームの他の誰もが順調に見えていた私は、できるだけ自分の焦りを見せないように、気丈に振る舞うようにしていました。ですがそうした焦りが膨らんできたとき、追い打ちをかけるかのようにチームで怪我や身体の痛みを訴えるメンバーが相次ぎました。私自身も怪我をしました。
チアリーディングに怪我はつきものですが、心のどこかで自分の怪我は私自身の実力不足が原因だという気持ちがあり、下手な自分に向き合うのが怖くて尚更何もなかったかのように過ごそうとしていた時期はとても辛かったです。
ですがそうした時、チームの仲間たちに救われました。同期はもちろん、当時の先輩方は何度でも根気強く背中を押してくださいました。
例えばミーティングで、1人1人の大会に対する想いや練習に対する意見をよく確認したり、ふとしたタイミングで元気が出る言葉を掛けてくれたりしました。
そうしたコミュニケーションを通じていくうちに、私だけでなくチームの誰もが練習に対してそれぞれの責任や焦りを感じていたことに、その時になってようやく気づきました。いつも万全に見えるメンバーが実は不安を抱えていたと知った時、私は初めて弱さをさらけ出すことができて、1人じゃないと実感することができました。
いつも一緒に過ごす仲間と互いに様々な想いを共有することで、それまで抱えていた重荷がものすごく軽くなったと思います。
それからはチームの一体感を武器に、みんなで練習に励みました🤸🏻♀️歴代のAチームの同じポジションの先輩方の動画を何度も見直し、何が違うのか、足りないのか研究し、挑戦し続けました🔥そして迎えた本番、これまで積み重ねた技術を全て出し切ることができました!直前の練習まで失敗していた技が決まった時は文字通り歓喜しましたし、何よりも、チームの全員でその日まで全力で駆け抜けた達成感は最高でした✨
私が応援団に入部した当時に自分の中で目標としていたことは、何とか達成できたと思います。1つは応援の基準になること、もう1つは大会でAチームとしてEAGLESを引っ張ること、でした。ですがこれらは、決して私1人の力でなし得ることはできなかったと思います😌同じ方向を向いて一緒に進んできた仲間がいて、その仲間と乗り越えた数々の苦い経験があったからこそ、私は何度も踏ん張ってこられたのだと思います。
最後に、私が応援団で学び、これからも大切にしたいことをお話しして、終わりたいと思います。私が応援団で学んだことは、1人では何もできないが、仲間と力を合わせれば大きな目標が達成できる、ということです。1人でできたと思っていても実際は沢山の人に支えられて出来ていると思います🫂 また、仲間と何かを達成するためには心を1つにしなければなりません。そのためには何度互いに衝突しても良いと思います。私は仲間とそうやって過ごしてきたからこそ、かけがえのない経験を積めました。これは社会人になっても変わらないと思います。
これまでお世話になった大好きな同期、頼もしくいつまでも憧れの先輩方、一生懸命で逞しい後輩のみんな、本当に有り難うございました!
チアリーディング部4年 松本舞冬