毎年楽しみにしていた引退ブログ、ついに書くときがきてしまったのか〜という気持ちです。
そして同期のみんなが素晴らしい引退ブログを書いて、とても焦っています。笑
ぜひ幹部17名全員の引退ブログ、ご覧いただきたいです。
ここで過ごした4年間、思い出がたくさんあってまとめるのが難しいですが、最後のブログ私らしく書き収めたいと思います。
2018年の春を思い出すと、とても昔のことのようにも、ついこの前のことのようにも感じます。
入学当初、私はチアリーディングというものに対して、勝手ながらあまりプラスなイメージがなかったです。そのため課外活動選びの候補に一切上がっていませんでした。
そんな中フレッシュマンウィークの応援団の発表で僅かなズレもない応援を見て、なんだか凄そうな団体だなと思ったと同時に、ユニフォームもかわいいし、話だけ聞きに行ってみようかなと思い、軽い気持ちでブースに行きました。
部員の先輩方とお話ししたり、体験会で華やかな技を軽々とこなしている先輩方の姿を見たり、YouTubeで過去の演技動画を見る中で、少しずつ惹かれていき、私にとってEAGLESは"なんだか忘れられない存在"になりました。
入部を悩んでいる期間、構内でチアバッグを持っている先輩方とすれ違う日々で、視界の中に毎日"EAGLES"という文字が飛び込んでくることもかなり大きかったです。笑
最後まで他の団体を選ぶか悩みに悩みましたが、結果的にEAGLESの入部届けの提出が伸びたりと偶然が重なり入部に至りました。
しかし看護も結構忙しいらしいし、勉強との両立できないってなったら辞めればいいか、とりあえず直感に任せてやってみよう!という軽い気持ちで入りました。笑
同期には高校生の頃からEAGLES気になってた!大学ではチアやりたいってずっと思ってた!など熱い想いをもった人、一目惚れ状態の人が多くいて、それほどやる気に満ち溢れた状態ではなかった私は周りの熱意に圧倒されたのを覚えています。
実際に入部して先輩方の練習を実際に間近で見ると、
フレッシュマンウィークのときに見た僅かなズレのない応援も、
思わず、すごい!!と声がでてしまうようなキラキラしていて華やかなチア演技も、
60人近くいる部員誰一人として一切手を抜かず、頭を働かせて行動し、何十時間何百時間と練習を積み重ねた結果得られる努力の賜物なのだと分かりました。このような練習を積み重ねていたのかと驚き、全先輩方のことを心の底からすごいなと思いました。
演技を作り上げる上で練習は欠かせないものと分かってはいるけれど、全身を使うスポーツなので必然的に疲れてしまうし、下級生の頃は覚えなければならないこと、上級生になると考えなければならないことがたくさんあります。部活だけではなくて勉強も頑張らないといけないし、バイトもあるし、友人とだって遊びたいしと、予定つめつめ。中学高校でも運動部に入っていて体力には自信がある方でしたが目まぐるしい日々に精一杯で、正直部活楽しい!と感じることよりも、大変だな、疲れたなと思ってしまうことの方が多かったです。
そんな中私が部活を続けられた理由は、様々ありますが、大きく2つあります。
《私たちにしか見えない景色の特別感があったこと》
私はベースとして3層のメイン(ハイトップを後方から上げる役割)につくことが多かったです。
3層のメインは前方からは見えないことがほとんどです。しかし、私はこのポジションが好きでした。
3層に携わるファースト、ミドル、ハイトップ全員、左右の3層が後方から見え、本番は3層越しのお客さんも視界に入ります。
上を見上げる形になるため、屋外の演技では澄み渡る青い空までも、視界に広がります。この景色は私たちにしか見えない特別なものでした。
また関わる人数が多い分、乗せる前は絶対に乗せる!という思いが前後左右からひしひしと伝わってきます。
そしてハイトップを乗っけた後、みんなのやり切ったという思いや熱気を感じながら、拍手を受けるあの時間が好きでした。
そして
《本番楽しい!というワクワクした気持ち、達成感があったこと》
たくさんのお客さんの前で演技をする時間、
お〜!と歓声があがるとき、
お客さんの笑顔がステージの上から見えたとき、
とっても楽しくて、本番のたびにワクワクしていました。
特に全乗せの演技ができた時は、完璧な演技をできた!練習の成果を全部出し切れた!という達成感があり、何より嬉しかったです。
学内のイベントではたくさんの学生、受験生、関係者の方々、家族、友人たちがいる中で発表ができました。演技素敵だったよ!なんか勝手に応援された気分になった!と感想を言っていただけること、単純ではありますがとても嬉しかったです。
学外のイベントでは上智大学応援団、EAGLESのことを全く知らない方々に演技を見ていただきました。第3者の方にアピールで手を振ったり、演技後に拍手していただける機会はまたとないなと思います。
楽観的かつマイナスなことは薄れていくタイプの私は、あの景色を見て、楽しくやりがいのある本番が終わるとすべてが素敵な思い出としてアップデートされていきました。練習期間中は大変だなと感じることの方が多かったですが、そんな感情を素敵な思い出たちが打ち消していきました。
この素敵な思い出たちは、入部当初に痛感した何十時間何百時間と練習を積み重ねたからこそ得られる、特別なものだったなと思います。
看護学生でありながら最後の学生生活にこんな経験ができたことはとても貴重でした。
最後に
先輩方
先輩方にはあたたかく、厳しく、様々なことを教えていただきました。
私が内心本当にできるようになるのかなと思っていたことも、絶対できる!と声をかけて一緒に練習してくださったり、私の初めての成功を自分のことのように一緒に喜んでくださったり、
看護学科の先輩方は学業のアドバイスをくださったり、
こんなに素敵な先輩方の下で過ごすことができて良かったです。4年生となり、今の自分たちがあるのはまさに先輩方のおかげだと常々感じます。本当にお世話になりました!
後輩たち
1年生
コロナ禍で昨年スタンツができなかった影響もあって、例年の4年生よりも1年生とたくさん基礎練したり、関わることができたかなと感じているので嬉しいです。これからどんどん成長していくであろうみんなの姿見るの、楽しみにしてます!
2年生
フレマン係、広報としてSNS新歓に力を入れていたので、インスタの投稿見て入部決めましたって言ってくれてる子がいてくれて、結構嬉しかったです。入部してから思うように活動できていない中準幹部になるのは不安も大きいと思うけど、先輩のことも頼りながら頑張ってください!みんながつくるEAGLES楽しみにしてます!
3年生
学年のカラーが私たちと全く違う3年生。笑
長い時間一緒に部活やったし、なんだか妹のような存在です。あと少しあるけど今年1年間準幹部お疲れ様でした。人数少ないから仕事も多くて大変だと思うけど、助け合ってラスト1年も頑張ってね!
それぞれの学年なりにポジションなりに大変なことがあると思うけど、自分で自分を褒めながら、リラックスして楽しく部活生活過ごしてほしいなと思います。
同期のみんな
個々で全くタイプが違う私たち。だけど個々で熱い想い、部活に対する意見や考えをしっかりもっていて、刺激的でした。同期ミーティングでみんなの意見や考えを聞く時、なるほど!と思うことが多かったです。
他者の意見もちゃんと聞いたり指摘し合うことができて、テキパキと仕事をこなすことができて、振り返ってみるとみんなと同期だったからこそできたことがたくさんあるなと思います。ありがとう!
他にも家族・友人等多くの方に支えられここまでくることができました。ありがとうございます。
ここまで引退ブログを書きましたが、今も大会に向け練習練習の毎日で、正直もうすぐで引退する実感がないです。引退して何ヶ月後、何年後、何十年後にここで過ごした日々を思い出したとき、今は何気ないことでさえも、かけがえのない、特別な時間であったことを痛感するのかなと思います。
引退までまだ少し時間があるので、残された日々を大切にしながら、最後まで駆け抜けようと思います!!
チアリーディング部4年 藤平麻奈