クロスに細工してるんじゃないかと疑うほどボールキープが上手なしゃのんから回ってきました。ひかりです⭐️
りゅうりゅうとは遠征のバスやお泊まりで色んな話をしました。一つ一つを覚えている訳では無いけど、今の自分がいるのも絶対にりゅうりゅうとの会話の中に沢山の学びがあったからだなとしみじみ思います。ステージが変わっても一緒にプレーができる事を本当に嬉しく思うよ!何年経っても一緒にofしようね!
平素より上智大学女子ラクロス部への多大なるご支援、ご声援を賜りまして誠にありがとうございます。今年度こそはと意気込んで始まった24チームですが、あと一歩で昇格には届かず、応援に来てくださった保護者、コーチ、OGを始め上智女子ラクロス部に関わってくれた全ての方々に申し訳ない気持ちでいっぱいです。引退ブログということですが、あの日以来結局漁った全ての下書きは書き直すことになりました。拙い文にはなりますが、思いの丈を書いてみようと思います。
小学生から数えて16年間、私の隣には必ずスポーツがありました。やるからには全力で、最後までやり切りなさいという両親の教えの下、
自分のスポーツ人生の原点であるライフセービングをはじめました。小学生から始めた海を相手にするその競技では高い波を超えるのが怖くて、荒波に巻かれては岸に返されて、ボードが頭に当たって痛いし、水はしょっぱいし息できないし、朝は早いし真冬の海にかじかむ手をつけて沖までボードを漕いで、辛いことも多かったけど、一生懸命に練習すれば練習した分だけ上手くなれる、やればやった分結果を手にできる、小さな成功体験を積み重ねてコツコツやることの大切さを教えてくれました。中学生になると、やればやった分だけ自分に返ってくるというスポーツのセオリーが楽しくて祖父の影響で剣道を始めました。こちらも竹刀を振れば振ったぶんだけ早く打てるようになる、相手から1本取れるようになる楽しさにのめり込んで高校でも同じ競技を続けました。そんな大学までの競技人生を振り返るとどんな時でも状況でも私には言われ続けてきた言葉があります。
「応援される人になりなさい」
勝っても負けても言われ続けたこの言葉にどんな真意が隠されているのか、どうしてこんな事を言われているのかよく分かっていませんでした。ただ、競技を続けていく上でずっと自分の頭の中にあった言葉です。
大学生になって始めたいと思っていたラクロス。同じようにやった分だけ技術は返ってきました。4年間を振り返ってもラクロスが大好きで熱量をかけて一生懸命にやったと胸を張って言えるほどの時間を費やしました。だけど、ライフセービングとも剣道とも違ったのはやった分だけ「結果」が返ってくる訳ではないということです。個人スポーツは単純明快なので練習した分だけ自分だけに返って来るけれど団体スポーツは複雑なもので自分の練習量がチームの勝ちに直結する訳ではない。そのもどかしさに最初はすごく違和感を覚えました。気を紛らわすように自主練して、朝から晩までクロスを持って茨城やら千葉の果てやらプチ旅行みたいな練習もして、その結果があの日の光景だと思うとやっぱり辛いです。
部活で誰よりもこの競技が好きな自信があるし、気持ちのムラが出たこともないといい切れます。
だから勝ちたかった。
あれだけやってきたのに、あんなにたくさん練習したのに、寒い日も眠い日も、どんな始発でも堀に来ては自主練して、そんな日々があのたった1点に持っていかれたって考えると引退ブログを書く視界がぼやけて来ます。
同期と次の日会ったけど、どこか空元気で上の空で、こんなにも「絶望」という言葉を実感したことは16年間ありません。気づけばため息をついているし、思い出せば目が潤むし、色々なことへの活力が削がれている感覚が日々襲ってきます。きっと「もう1回」がない失敗を犯してしまったからこんなに辛いんだなって、きっとこの気持ちを忘れる日は来ないだろうし、今はまだこの悔しさを何に活かせばいいか実は分かっていません。
そんな中、ブログに言葉で何を綴ろうか考えていた時、ずっとスポーツをする時に頭にあった言葉がよぎりました。
私と同じように悔しくてたまらない同期、部員に向けた言葉にもなるけど、
引退を余儀なくされたあの日、負けたあの日、歩んできた4年間を振り返るとやってきたこと全てが崩れたように感じて、後ろに何も残っていないような気がしました。自分が辿ってきた道ばかり見ると、なんの収穫も足跡もない虚しい道だなって思っていたけれど、ふと目の前を見てみるとたくさんの「応援してくれた人」がいることに気づきました。次の日には何件もの「お疲れ様」と「かっこよかった」のメッセージがあって、私の身を案じて「体調平気?」と心配してくれる同期が居れば、辛いと言うだけで駆けつけてくれる親友が居て、励ましのメッセージを沢山くれる学科の友達が居て、寒く遠いグラウンドまで練習後に足を運んでくれる他大の友達が居ました。そしてそういう人たちは絶対にあの日を戦った選手全員にそれぞれいたはずです。
失ってしまったことばかり考えていたけれど、よく周りを見てみたら得たものの方が多かった。形に残らないって嘆いていたけど、1番わかりやすい形で「人」という財産になって私の傍に残っていました。きっとそれは何かに全力で取り組んだからこそ、価値観も考え方も違う色んな人が応援してくれたからなんだなって最近は思います。あの言葉のような人になれたかどうかは分からないし、なんであの言葉をこんなにも覚えているのかも分からないけれど、少なくとも応援してくれる人達っていうのは競技の結果以上に私に力をくれて大切なんだって学ぶことができた気がします。そんな経験も思いもこの部活に入って思えるようになりました。結果には当たり前に満足していないし、まだまだタラレバに後悔することばかりです。でもたくさんの人との出会いと思い出が私を形作ってくれました。2年生の頃、やっぱり体育大に行けばよかったと自分の進路に後悔した日がありました。2部を必死で目指してる中で辞めたいとか平気で言う同期が、嘘か本当か分からない体調不良で休む同期が、練習中に大きな声で私情をぶつけてくる同期が、自主練も大してしてないのに言い方に難癖つけてくる同期が、大嫌いでした。
それでも、最後の1秒まで応援してくれて、沢山の声援をくれたのは同期で、フィールドで「大丈夫」と声をかけてくれる同期がいました。
あの負けから学んだ事があるか、とある同期と話し合ったことがあるけれど、今のところ私の答えは出会いという財産の他にありません。
関わってくれた全ての人に感謝でいっぱいです。
さて自分のことを話しすぎてしまったのでここからは後輩のみんなと感謝メッセージタイムということで引退ブログを終わろうと思います(ここからが長い)
まず、後輩のみんな
今年、最高の舞台を残してみんなにバトンを渡したかった。ごめんね。本当にごめん。自分の手が届かないところで何かを託すのは他力本願みたいで好きじゃないけど、みんなの活躍を心から応援しています。
4年間過ごしてみて本当に実感したけど、上智は80人弱のすごく母数が多い組織なのに20人弱の部員しかいないチームに負ける。それは本気で試合にのぞめる選手が20人未満だからです。「私が2部に行きたい」と思う部員が20人も居ないからです。「私じゃスタメンに追いつけない」「どうせあんなのは無理」そう思っている人が1人でも、どんな学年にでも、いたら少しずつ強くなる機会は減っていきます。
モチベがない、やる気がない、部活辞めたい。誰にでも辛い瞬間と逃げたくなる日はきます。だけど、誰かがそうやって文句を垂れている瞬間にもたゆまず努力を重ねている部員がいることを忘れないでください。その発言ひとつ、行動ひとつ、良くも悪くも1人の部員が持つ影響は思っているよりずっと大きいです。
1年生
これからが本当に楽しみだなって今まで見てきた1年生の中でダントツで思います🐥あんなに堀で練習して、自主練を重ねて、なんて素敵な代だろうと羨ましくも思います。2年生は少しずつラクロスを知っていって良くも悪くきっと色んな人と比べ、劣等感、優越感を感じる時期だけど、絶対腐らずに、1年生の頃の気持ちをどうか忘れないでプレーして欲しいと思います。今のみんななら絶対にできるから自信もって!冬オフが明けたら全員「チーム分け」の対象です。「自分は1年だから」はいつか「自分は2年生だから」になって頼りがいのない3年生、4年生になっていきます。何年生だろうと先輩に食らいついて、貪欲に全員抜く気持ちをもって練習できるのも実は短いです。今を大切に悔いない3年間を過ごしてください。心から期待してるよ!!
2年生へ
初めて後輩を迎えたこの1年、みんなはどんな下級生であり、先輩であったかな?トップにいてもサブにいても君たちはまだまだたくさんの先輩に囲まれてたけれど、もうずっと受け身ではいられない時期に入ります。いつかの練習前に言ったけど、先輩として動くということを今まで以上に求められるのが3年生です。誰かが上手くしてくれるのを待ってちゃいけない。ボトムアップや見てくれるかなんて、そんなこと言ってられる時期はもう過ぎます。2.3年生は色々な葛藤が交錯する2年間だと思うけれど、来年の4年生を支えるみんなにチームがかかっていると私は思います。いっつでも堀で自主練しようね!👼🏻
3年生
まずは本当にどうもありがとう。
こんな騒がしくて怒号が飛ぶような先輩でも「ひかりさん」って声をかけてくれるみんなが私はすごく好きです。2年生の頃、みんなが入部してくるのが楽しみで仕方がなかった。初めての後輩で、たくさん話したいと思った。厳しい事を言ったことが沢山あったけれどそれでもめげずに着いてきてくれてどうもありがとう。1個下がみんなで本当に嬉しかった。鹿島もつま恋も全部が宝物で、気づけば後輩のみんなに助けられていることの方が多かったなとおもいます。だからこそ、最高の舞台を残してそこで戦う機会をみんなに渡したかった。本当にそう思っていたから申し訳ないと心から思います。あの試合を見てみんながどんな4年生に、どんなチームにしたいのか思ったことは人それぞれあると思うけど、2つ言いたいことがあります。今年、技術幹部をして意思統一の難しさをことごとく痛感しました。前述したけど、「1人でも」2部を目指してない人がいたらその分昇格の確率は下がります。誰がどんなに努力していても。だからまずは同期で、「目指すチーム」が何か、本当に2部に上がるってなんなのか考えて見てください。私は未だに同期全員が2部を本気で目指していたか知りません。そしてもうひとつ、決めたこと、4年生で考えたことはしっかり「言葉」で下に伝える。これくらいは分かるだろうは通用しません。どんな些細なことでも言葉でしっかり伝える。「こう思う」ってことを誰にでも、分かるように伝える。意外と難しかったです。他人の教訓めいたことは聞く気になれない私だけど、これだけはみんなに言えることです。壁にぶつかることの方が多いし、思うようなプレーは出来なくなったり、考えることが多くなる、自分のことは大いに後回しになる1年です。責任と自覚をもって来年返り咲くみんなを楽しみに応援に駆けつけます📣
コーチの方々へ
3年前、冗談交じりで言った
「コーチになってくれませんか!」
画面越しにしか見た事なかったあいさんに朝霞で初めて声をかけてみて、それが今となってはベンチを振り返ればいてくれるなんてすごく頼もしくて嬉しい限りです。ラクロスってこんなに自由なんだってことを教えてくれたもなさん、私がショット打つ前にクロス動かしてるひなさん、ドローもビデミも丁寧すぎるらいさん、育成コーチなのにも関わらず、人一倍大きい声で応援してくれるマックスさん。沢山自主練に付き合ってくれたがみさん、いつもいいコンディションでプレーができるようにクロスを整えてくれた隊長さん、喘息の処置を常に傍でしてくれた金谷さん、私にラクロスの面白さと向上心を植え付けてくれたじょーじさんとふうさん。ひとつの出会いがこんなにも凄すぎるコーチたちとの出会いに繋がって、ラクロスって本当に素敵なスポーツだなあって思います。あいさんの競技を通して人格を形成するという言葉が私はすごく好きです。技術のみならず、人として必要なことを教えてくれて本当にありがとうございました。
しゃのんももい&幹部のみんな
2年生の頃は2人が唯一?唯二?の友達でした。今では腹を割って話せるのも熱い気持ちをぶつけられる同期も増えたけど、あそこまで扱いにくかった私を見捨てずに3年間ずっと一緒に戦い続けてくれてありがとう。3人で幹部として活動してきた1年は今までプレーヤーとして好きにラクロスしてきた2年間と違って、どこか気難しい面が見えたり、どこか話すのが難しい時期があったり、2年生の頃みたいにはいかない場面があったり、以外とお互い注意しきれない部分もあったけど2人にいつも支えてもらって幹部が出来たなと思っています。
しゃのんが日本に来てくれてなかったら私は1年生の時、ofの魅力に気づかなかったし、ももいが同期じゃなかったらあんなに夢中になって武者に行くこともなかった。正義感に溢れ(過ぎ)ているりゅうりゅうとmtgでバトって、適当(過ぎ)なももいの戦術共有に文句言って、誰よりもキャンセル界隈のくせして誰よりも帰る準備が遅いという大矛盾も受け入れてくれて(4年生からはもう無言で置いてかれてた)ありがとう。2人と幹部ができたことは本当に4年間1の財産です。
そして幹部のみんなには非常にお世話になりました。ゆいちゃん、しんちゃん、ゆりな、まいたん、私の人格的かつ精神的部分の欠陥(?)を根気強く矯正しようとしてくれました‼️おかげで地元のみんなには「大人になったね、、」ってびっくりされることばかりです!成長!!
沢山の言葉と沢山の行動で色んな価値観を学ばせてくれて本当に感謝しています。これからもよろしく^^
中高地元のみんなへ
遠い中、暑い中、忙しい中、毎年毎年応援してくれてありがとう!みんなのことを書いてるよって言わなくてもここまで読んでくれてる人は絶対私が思い出す青春だったなって言う日々を過ごしてくれた人だと思う!
落ち込んだ時はお前らしくないって喝入れてくれて、小さなことでもさすがだねって励ましてくれて、昔から私のことを知ってくれてるみんなだから助けられていた部分が本当に大きい!剣道やめても、ライフセービングやめても、時には親よりも私の選択を後押ししてくれたみんなには感謝いっぱい!本当にありがとう!いっぱい遊ぼうー!!
学科のみんなへ
上智で生活していく上で、教職、ぎゃうずのみんなが居なかったら本当に私はひとりぼっちの学生生活だった!
みんなとの出会いの中で色んな経験を通して色んな感情と出会ってたくさん助けてもらった。ありがとう。
私の学生生活にたくさんの彩りをありがとう!
大好きー!!!
最後に家族へ
「どんな時でも自分だけは誰よりも自分に厳しく、そして自分の味方であり続けなさい。」
「できない理由を見つける前にできるようになるための策を考えなさい」
私が苦しい時、挫けてる時、2人から貰ったたくさんの言葉にいつも助けられていました。
泣いていれば肩貸して慰めてくれるような優しいご両親では決してなかったし、部活の愚痴を言えば文句言う暇があるならお前がまず行動しろみたいなことを永遠に言ってくるような2人だけど、真っ直ぐな思いや持っている信念は今まで私を本当に強くしてくれたと思う。
教師しながら栄養管理士の資格を取って中学生の頃からずっとお弁当の献立を考え続けてくれるママ。学校の先生でありながら今でも現役選手で監督もやりながら私の試合の応援に駆けつけてれたりビデミ一緒にしてくれるパパ。夜遅くまで一緒に自主練してくれるけいちゃん。
素晴らしいくらいのスポーツ一家に産まれてくることが出来て最高に楽しかった。ぶつかって泣いて、喧嘩を沢山したけど、それも嬉しかった。
仕事をしながら、家事をしながら、たくさんのことを抱えながらもひとつも言い訳せずに自分の目標や夢を叶えていく両親とひたむきに部活にのめり込んで楽しそうに夜ご飯でその日の報告をしてくれる弟に囲まれて過ごした22年間はとても幸せでした。ありがとう。親孝行頑張ります‼️
というわけで激ロングな引退ブログになってしまってすみませんでした汗 同期のみんな分は字数的に割愛しました^^
4年間をこの部活に捧げてよかったと心から思います。最高に楽しかった!!
さてお次は、はむはむはむで全員わかるはず!!ぷりぷりプリティな彼女の存在は世に放たれてはいけません!!そんないじられキャラですが、しっかりした一面とマネジメント力で副将として部を一生懸命に引っ張ってくれたしんかです!!
楽しみにしてるよ!組織幹部達!🤌🏼