本日4月2日は国連の定めた「世界自閉症啓発デー」。

3月27日に第一弾を行ったライトブルー桜2021、本日第二弾を開催いたしますブルーハーツ

 

ライトブルー桜と世界自閉症啓発デーについては1つ前の私の投稿にて触れましたので、そちらをご参照下さいませお願い

 

 

昨年のライトブルー桜2020ではコロナ騒動と世界の子供達と、発達障害の傾向があった父の思い出話し、また2021年3月27日のライトブルー桜2021では大人の発達障害について書きましたが、本日はAutism Awareness Australiaが作成しました、自閉症の兄弟姉妹を持つ子供達のインタビュー集を観た感想をニコニコ

 

こちらは青いりんご飴。一口かじれば世界中が青い光に包まれる、

4月2日仕様のりんごです。

 

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転勤族の娘だった私は、父の仕事の都合で2つの小学校に通いました。小学1年生から4年生までは西宮市立高木小学校、5、6年生は横浜市立の小学校。偶然ですが、どちらの小学校にも特別学級がありました。

 

高木小学校での特別学級は「ひまわり学級」と呼ばれていて、ものすごくオープンな空間。高木小学校の生徒たちはひまわり学級のクラスルームに代わる代わるよく遊びに行きましたし、ひまわり学級の子達の名前はみんな覚えておりました。

 

ある日の国語の授業での事、戦争の時のお話しを読む授業で、いつもはうるさいクラスルームがさすがにシーンとしていたのですが、先生が朗読を終えて教室が静まりかえったその瞬間、校庭から「きゃーっ」と楽しそうな叫び声が。

「あ!あーちゃんだ‼️」とクラスの男子が言った瞬間、教室は爆笑の渦にえーん 私達の教室から校庭は見えなかったのですが、みんな声だけで誰か分かるくらい、ひまわり学級の子達と私達の間には垣根がなかったのです。

 

そして5年生になり、わたしは横浜の小学校へ。先にも書きました通り、横浜の小学校にも特別学級はありましたが、高木小学校とは大分違う様子。特別学級のドアが全生徒に向けて開かれているわけでもなく、そのクラスに通う子達の事もあまりよく知らないままで卒業してしまいました。

 

唯一の例外は、ご近所のヒロくん。軽度の知的障害を持つ男の子で、私が班長を務めた登校班の一員でしたニコニコ ヒロくんは大体いつもご機嫌な男の子でしたし、2歳下の弟君が稀に見るしっかりものだったので、ヒロくんとの登校中も車さえみんなで気を付ければ特に問題なし。わたし達は普通にヒロくんと学校に通っていたものです。

 

ヒロくんご一家はその後転勤で引越しされたのですが、お引越し前にヒロくんのお母様は我が家にいらして下さったそう(←私は塾でいませんでした)。母から聞いたところによると、「うちの子と一緒で嫌がる子も多いでしょうに、何のわだかまりもなく連れて行って貰えて嬉しかった」と仰っていたとの事。当時の私はそんなものかな?と頂いたお菓子をぼりぼり食べていただけでしたが、今なら分かります。

偉かったのはわたしをそんな風に育ててくれた父と母と高木小学校。これ、間違いないと思うのですニコニコ

 

さて、先日、Awareness Autism Australia の作成したYoutube、「What are you doing?  A film about autism 」を視聴しました。

 

 

ナビゲーターの男性と共に登場する子供達にはautismの兄弟姉妹や友達がいるそうで、彼らの目から見たautismの子に関するインタビューというか証言集となっています。

子供は正直で、みんな口々に「(autism の子は)確かにちょっと変わってるし、挙動や反応がおかしいんだよ!」と。でもその一方で殆ど全ての子が「彼らは良い子。特別扱いしないで普通に接して」と言っていたことがとても印象的でした。普通に接する - 自閉症や発達障害ってなんだろう?と思う全ての方に聞いていただきたい言葉だと心から思いました。