ピエール・エルメだったか、ジョエル・ロブションだったか、最早記憶が定かでない(ググっても出て来ませんし…)のですが、兎に角、私の尊敬する巨匠のどなたかが、
「チョコレートに花椒は合う」
と仰っていたのです。
花椒って、麻婆豆腐に使うアレでしょう？いくらなんだってまさか〜と思いつつ、気になる事十数年(←長すぎ…
)。スナップディッシュの「ピリっと麻婆でShow」コンテストが、そんなわたしの背中を押してくれました
そして、巨匠の言葉を頼りに恐る恐る作ってみたのが、こちら
いやー！案ずるより産むが易し
これならチョコレート大国ベルギーでも売れるんじゃない？と言うのが出来ました
(ちなみにベルギー王室御用達チョコレートではレオニダスがお気に入り
)
花椒、間違いなく良い仕事をしてくれています。何というか、チョコレートが喉を通過した瞬間、チョコレートの香りとともに清涼な風が吹くのです。お酒のお供にも良さそう
夫からも「お！これは新しいね、美味いね〜」と好感触でした
今回恐々作ったレシピはこちら、
花椒入りのスパイシー生チョコレート
材料:
- 製菓用ダークチョコレート 200g (私はフランス産、52%カカオ入りのダークチョコを使用しました。甘みもそこそこあるタイプです)
- 生クリーム 100cc
- はちみつ 大さじ1弱
- ブランデー 大さじ1
- 塩 ひとつまみ
- 花椒 小さじ1 (初めての方は小さじ1/2から始めるのもいいと思います)
作り方:
- 小鍋に生クリームとはちみつとブランデーを入れ、沸騰直前まで温める
- ざっくりと割ったチョコレートを耐熱容器に入れて、チョコレートが柔らかくなるまでレンチン。
- 1の小鍋に花椒と塩と2のチョコレートを入れてよく混ぜる。
- シリコンのチョコレートモールドがあるならそれで、ない場合は浅めのバットやトレー(またはお皿)にラップを敷いて、3のチョコレートを一気に流しこんで冷蔵庫で冷やす。2時間程で固まりますが、冷蔵庫で一晩おいた方が、シリコン型からは外しやすいです。
- 固まった生チョコレートを型から外し (生チョコを板状に作った場合は暖めた包丁で一口大にカット)、無糖のココア(分量外)を茶こしなどでふりふりして完成。
- お味見して、花椒が物足りないなーという場合は、食べる直前に生チョコに振りかけてお召し上がり下さい。
