整理が苦手だからと、
30ページもある、楽譜の黒ファイルには、
三年半やってきた演奏の場面がある。


満足にできた演奏、
今なら、当時よりマシに吹ける演奏、


ページをめくって楽譜を見ると、
ひとつ、ひとつの演奏を、本番での空気感を、
容易に思い出すことができる。


そんな、自分の演奏の機会も、
今回の荒鷲の集いで最後になる。


吹奏楽部員として、応援団員として、集大成になるものだ。


吹奏学部は最多の人数で、演奏ができる。
多くの後輩に恵まれた。

荒鷲の会場には、団員のみんなのお陰で、
多くのお客さんが来てくれるだろう。
僕が一年生の時にはみられなかった光景だ。


その中で、演奏できることに感謝し、
荒鷲の集いに臨みます。

トランペット四年 K.S